2024年(令和6年) 7月19日(金)付紙面より
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鶴岡市の新形こども園(阿部由佳園長、園児84人)の園児が17日、近くの山形大学農学部・市民交流農園に出掛け、春に植えたジャガイモを収穫した。
幼いうちから作物を育てる喜びを伝えようと毎年行われている。山大農学部が子どもたちのために市民農園の一角を無償で提供。今年は4月下旬に年長組の園児15人が、皮がむきやすく煮崩れしにくい「メークイン」の種芋を畑に植えた。
畑の土を掘り起こすと大小のさまざまなジャガイモがごろごろと出て「根っこにいっぱい付いている」と子どもたちは大喜び。20分ほどで約30キロの収穫があった。
ジャガイモは来週に園内でカレーライスの具に入れるほか、ポテトチップスにして会食を楽しむ。残ったジャガイモは園児に均等に分けて家庭用に持ち帰る。