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2024年(令和6年) 7月25日(木)付紙面より

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基本の動き プロの技術学ぶ 田川地区小学生バレーボールクリニック アランマーレ選手が手ほどき

 女子バレーボールSVリーグのプレステージ・インターナショナル・アランマーレ(酒田市)の選手を講師に招いた「株式会社月見プレゼンツ田川地区小学生バレーボールクリニック」が20日、鶴岡市小真木原総合体育館で開かれた。鶴岡田川地区の子どもたちがディグ(スパイクレシーブ)の基礎となる体の動かし方などプロの技術を学んだ。

 田川地区小学生バレーボール連盟(菅原一彰会長)主催、鶴岡市教育委員会などの後援で昨年初めて開催した。月見(酒田市あきほ町)と鶴岡交安(鶴岡市遠賀原)の2社が協賛し、クリニックで選手や子どもたちのTシャツを提供した。

 クリニックには鶴岡市と庄内町の小学5、6年生83人が参加。開講式、ウオーミングアップの後、アランマーレの北原勉監督による技術指導が行われた。

 北原監督は「ディグの際に重要なのは『(球を)見て』『(仲間の声を)聞いて』『(どう対応するか)判断』の3つ。この能力は皆さんの年代が一番成長し、大人になるとほぼ伸びることはない」と説明した。

 また、全日本チームのリベロ選手の動きを映像で解説し「リベロの選手は準備段階のチョッピーステップ、最初の一歩となるベイビーステップ、動き出しがスムーズになるスプリットステップの3つを踏んでいる。どのステップも相手に球を打たれた後に行うのがポイント。ディグが上手になりたいならこの動きをマスターしよう」と呼び掛けた。

 その後、小学生たちはアランマーレの選手のアドバイスを聞きながらステップを練習。レシーブだけでなくボールコントロールや体の動かし方なども学んでいた。

 藤島小6年の中村結春さん(12)は「ディグやスプリットステップは聞いたことがあるけど、その前の段階として2つのステップがあるとは知らなかった。相手に球を打たれた後の動き出しがとても勉強になった」と話していた。

小学生たちがプロ選手からレシーブの動きやボールコントロール、体の動かし方などを学んだ
小学生たちがプロ選手からレシーブの動きやボールコントロール、体の動かし方などを学んだ



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