2024年(令和6年) 7月31日(水)付紙面より
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第44回全日本バレーボール小学生大会県大会・女子の部で優勝した藤島バレーボールスポーツ少年団と、準優勝した櫛引女子バレーボールスポーツ少年団のメンバーが29日、鶴岡市教育委員会を表敬訪問し、布川敦教育長へ全国大会や東北大会への出場を報告した。
両チームは地区大会決勝でフルセットの末、藤島が地区1位、櫛引が2位で県大会へ出場。県内各地区から集まった16チームによる県大会で両チームは順調に勝ち上がり、決勝で再び激突。藤島が2セットを連取し優勝となったが、いずれのセットとも3~4点差と実力は伯仲していた。この結果、藤島は全国大会と東北大会へ、櫛引は東北大会への出場が決まった。
この日、両チームの代表選手各6人が指導者とともに市櫛引庁舎の教育委員会を訪問。田川地区小学生バレーボール連盟の菅原一彰会長が「この大会で鶴岡田川勢は決勝まで進出したことはあるが今回が初優勝。鶴岡田川勢同士での決勝戦も初めて」と布川教育長に報告した。
選手たちへ記念品を贈った後、布川教育長は「全国や東北の強豪と粘り強く戦ってほしい。精いっぱい活躍して心に残る大会となることを祈念する」と激励した。その後の懇談で選手たちは「絶対勝てるという気持ちで試合に臨んだ」「次の大会でも最後まで諦めずやり抜く」と激戦の振り返りや全国、東北大会の抱負を語った。
互いをライバルと目する両チーム。藤島の中村結春キャプテン(12)=藤島小6年=は「最後まで諦めず球をつなぐ藤島スポ少のバレーを全国、東北大会でもやりたい」、櫛引の高橋莉心キャプテン(11)=櫛引西小6年=は「互いに声を掛け合い、つなぐことを意識する。東北大会で藤島と当たったら次は勝ちたい」とそれぞれ闘志を示した。
全国大会は8月6―9日に東京など、東北大会は9月28、29日に宮城県内で開催される。