2024年(令和6年) 8月4日(日)付紙面より
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鶴岡市立荘内看護専門学校(校長・鈴木聡荘内病院長)の学校説明会が2日、鶴岡市馬場町の同校で始まった。高校生や一般合わせて31人が参加し、看護を学ぶ模擬授業に取り組んだ。
受験志望者を対象に学校の教育理念について理解してもらおうと毎年開いている。今年は2日間の説明会(2回目は5日)に合わせて約70人が参加する。
初日は学校概要について担当者の説明を受けた後、看護学生らを講師に瞳孔確認や血圧測定、ベッドのシーツ交換、胴回りに約3キロの重りを巻いて妊婦の気持ちを体験した。
鶴岡工業高校から参加した女子生徒(3年)は「私の第1志望は『荘看』に進学すること。今日はとてもいい勉強になった。3年間学んで立派な看護師になるのが目標」と話した。一般入試の受け付けは11月に始まる。
荘内看護専門学校は旧鶴岡税務署跡地で新校舎(鉄筋コンクリート3階建て)の建設を進めている。開校予定は来年4月。これまでの定員20人を30人に拡大し地域医療の向上につなげる。