2024年(令和6年) 8月24日(土)付紙面より
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荘内日報紙上に連載している「私の一冊」に掲載されたエッセーと本を紹介する展示が、鶴岡市立図書館で開かれている。
自分の好きな本や、本にまつわる思い出をリレー形式で掲載する企画。市民団体「読書のまち 鶴岡」をすすめる会が主催し、2014年から連載を始めた。同会が一昨年3月に解散してからは、旧メンバー有志の「チームまちじゅう図書館」が引き継ぎ、掲載は現在まで425回を数える。3年前から市立図書館(五十嵐恭子館長)と共催で紙面のコピーと図書を展示。「読みたい!を見つけよう」をテーマに、5回目の今年は19年5月から20年8月に掲載された201回から250回までの50作品を飾った。
ジャンルもエッセーや絵本、小説、経済書、画集などさまざま。中には、映画やドラマの原作もあり、興味を引いていた。近くに住み、図書館にもよく訪れるという男性は「連載していることも、新聞を読んでいるので知っていた。実際に本を手にすることができるので、次に読む本を決める参考になる」と話していた。
展示は9月11日(水)まで。コーナーに置かれている図書は貸し出しも行っている。また、同チームでは引き続きエッセーも募集している。