2025年1月7日 火曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 9月4日(水)付紙面より

ツイート

遊び心満載!! 眞島さんロゴ手掛ける アルケのアカデミー棟 奥田シェフとの交流縁に 鶴岡

 鶴岡市遠賀原のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」で、シェフズ・テーブルや、在来作物の勉強会などを開催するアカデミー棟のロゴマークが出来上がった。デザインしたのは人気ゲーム「ドラゴンクエスト」にアニメーションを取り入れたことで知られるCGデザイナーでアルテピアッツア株式会社代表の眞島真太郎さん(59)=東京都。先月24日に行われた「だだちゃ豆」のアカデミーで、奥田政行オーナーシェフ(54)が参加者にお披露目した。

 奥田シェフと眞島さんは7、8年ほど前からの知り合い。東京・銀座の山形県アンテナショップにある「ヤマガタサンダンデロ」は眞島さんお気に入りのレストラン。シェフとも交流があり、これまでも旅先で一緒にスケッチしたことがあり、シェフがイタリアの風景を、眞島さんがキャラクターを描いた色鉛筆画のコラボ作品も、アカデミー内に展示してある。

 今回、出来上ったロゴは、甲冑(かっちゅう)をまとった魚を中心に、温海かぶやだだちゃ豆、外内島きゅうりなど庄内の在来作物を皿に配し、「ACADEMY」の文字は勢い余って皿からはみ出している遊び心が満載の作品。眞島さんは「在来野菜については取材して描いた。魚に鎧(よろい)を着せたのはシェフのアイデア」と話していた。この日は、新しいアプリ開発のための勉強会として、アカデミーに参加したという。眞島さんは、同席しただだちゃ豆研究の権威である赤澤經也元山形大農学部客員教授や江頭宏昌山形大農学部教授に、だだちゃ豆の起源やおいしさの秘密などを質問したり、最近、美大で学生に講義をする機会ができたことから、言葉で伝える難しさなどについて話し合っていた。

 奥田シェフは、この作品を看板にして、アカデミー棟の入り口に掲げたいとしている。

アカデミーのロゴ(左)とイタリアの風景画
アカデミーのロゴ(左)とイタリアの風景画

アル・ケッチァーノのアカデミー棟に掲げるロゴをデザインした眞島さん(左)と奥田シェフ
アル・ケッチァーノのアカデミー棟に掲げるロゴをデザインした眞島さん(左)と奥田シェフ



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field