2024年(令和6年) 9月24日(火)付紙面より
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みんなで防ごう!地球温暖化―をキャッチフレーズにした「環境フェアつるおか2024」が22日、鶴岡市のつるしんアリーナ小真木原で行われた。官民合わせて57団体が参加、訪れた市民にリサイクルの大切さや二酸化炭素の排出を抑える生活スタイルを提案した。
オープニングイベントでは「エコ川柳バトル」と「グリーンカーテンコンテスト」の表彰式が行われ、環境つるおか推進協議会の小谷卓会長(鶴岡高専名誉教授)がエコ川柳バトル・小中学生部門で最優秀賞を受賞した温海中1年の村井結唯さん(作品・緑カーテンほてった地球をクーリング)と一般部門最優秀・鶴岡市淀川町の堀恵美さん(作品・つつましい暮らし味わう幸福度)、自宅でグリーンカーテンを栽培し最優秀賞を受けた鶴岡市下川の佐藤和枝さんらに表彰状を手渡した。村井さんは「少しでも地球温暖化を防ぎたいと思って考えた。最優秀賞に選ばれてうれしい」と話した。
だがしやクラブ紙しばい部の「環境紙芝居ショー」には多くの親子が集まり昔懐かしい「街頭紙芝居スタイル」で楽しく環境保全について学んだ。会場ではごみの正しい分別を伝えるコーナーや磁石が付いた釣り竿でスチール空き缶を釣って賞品がもらえる体験コーナーもあり、子どもたちの笑顔があふれた。
山形大学の加々島慎一准教授の講演では、第63次南極地域観測隊(夏隊)に参加した時の体験談を報告。南極の環境変動について伝えた。