2024年(令和6年) 9月25日(水)付紙面より
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市民参加の創作ダンス「セレノグラフィカ×荘銀タクト鶴岡」の公演が23日、荘銀タクト鶴岡で行われた。小学生から大人の鶴岡市民22人が参加し「体と心に届くダンス」を披露した。
セレノグラフィカは1997年に結成したダンスカンパニー。不思議で愉快な作風の身体体操を持ち味とする。国内のほか、ヨーロッパ各国や韓国、オーストラリアで作品を発表、小中学校といった教育機関と連携した活動も行っている。
今回の公演は荘銀タクト鶴岡とタイアップ。「このカラダをそよぐ風」をテーマにセレノグラフィカの隅地茉歩さんと阿比留修一さんが中心となって振り付けを考案した。
リハーサルを経て本番を迎えたこの日はともに鶴岡市在住のダンサーで、ストリートダンスの菊地将晃さん(北海道出身)とバレエスクールを主宰する秦玉美さん(東京都出身)が地域アシスタントとして出演。子どもたちや知的障害者たちと一緒に躍動感あふれるステージを繰り広げた。足が不自由な障害者は車いすを巧みに使った動きを表現。健常者と障害者が一体となったステージに会場に集まった市民から温かい拍手が送られた。