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2024年(令和6年) 9月27日(金)付紙面より

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「南画」と「写生画」の世界 本間美術館 江戸絵画の二大潮流展示

 中国の南宗画様式を取り入れ、日本独自に発展した「南画」と、中国と西洋の写生技法を日本画に融合させた「写生画」を集めた企画展「南画と写生画」が、酒田市御成町の本間美術館(田中章夫館長)で開かれている。

 南画と写生画は芸術文化が盛んだった江戸時代に生まれた絵画様式。中国画の平坦な地形と温暖な気候風土の様子を描いた山水画様式「南宗画」の影響を受け、柔らかな筆遣いで主に山水や風景が描かれる南画に対し、リアルさを追求し、中国画に西洋の陰影なども取り入れ対象のありのままの姿をできるだけ忠実に描くのが写生画。収蔵品を中心に、江戸時代中期以降に画壇の二大潮流となった作品計48点を展示している。

 南画を代表する画家・池大雅(いけのたいが)の春と夏の情景を点描などで表現した軸装「山水図 宮崎圃賛」(2幅)、色づいた松葉や落ち葉、そびえ立つ岩場の積雪などから四季を感じる山水を六曲一双のびょうぶに描いた谷文晁(ぶんちょう)の「十二ケ月山水図屏風 左隻」、日本に写生画を創造した円山応挙(まるやまおうきょ)の、輪郭線を用いずに細かい毛描きのみでイタチのしなやかさや表情を表現した軸装「鼬(いたち)図」、筋肉を隆起させ、まるで本当に存在するかのようなたけだけしいトラの姿に陽光が差す様子を描いた岸駒(がんく)の「猛虎(もうこ)「図」などが並ぶ。

 来館者たちは世界観に引き込まれるような江戸絵画の作品に、食い入るように見入っていた。展示は来月29日(火)まで。

江戸中期から画壇の二大潮流となった南画と写生画を並べた企画展
江戸中期から画壇の二大潮流となった南画と写生画を並べた企画展



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