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2024年(令和6年) 11月8日(金)付紙面より

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昔遊びや紙コップタワーに挑戦 斎小1、2年 地域の生涯学習講座に参加

 鶴岡市立斎小学校(砂田眞紀校長、児童105人)の1、2年生が5日、校外学習で地元自治会の生涯学習講座に参加した。会員の高齢者たちの指導を受けながら児童たちが方言かるた、けん玉などの昔遊びや紙コップタワーに挑戦した。

 同校は3年生が地元農家の協力を得て、在来野菜「外内島きゅうり」の種まき、収穫の体験のほか、学童保育での世代間交流に取り組んでいる。今回は学年ぐるみで地域と世代間交流を図ろうと、初めて生涯学習への参加を企画した。

 この日、同校の1、2年生計34人が近くの斎コミュニティ防災センターを訪れ、斎地区自治振興会(佐藤秀雄会長)主催の「斎成人講座」に参加。お祭り屋台形式でさまざまなブースを設置する「だがしや楽校」が行われ、かるたやゴム鉄砲、けん玉、あや取り、紙コップタワー、紙飛行機作り、竹とんぼの7コーナーが用意された。

 各コーナーには講座に参加する地域の高齢者が指導役として付き、児童たちにけん玉やあや取りの遊び方を教えたり、かるたの読み手になったりと交流した。

 紙コップタワーのコーナーでは子どもたちが2、3人ずつのグループに分かれ、どのチームが一番高いタワーを作れるか競争した。服などがわずかに触れただけでタワーが崩れ、子どもたちが「あー!」と悲鳴を上げると、高齢者から「まだ時間があるから大丈夫。頑張れ!」と励ます声が飛んでいた。

 1年生の齋藤充希君(7)は「友達と一緒に15段のタワーができて本当にうれしかった」と笑顔を輝かせていた。だがしや楽校はスタンプラリー形式で行われ、全てのコーナーを回った児童には自治振興会から景品が贈られた。

真剣な表情で自分の背丈ほどの紙コップタワー作りに挑戦する児童たち
真剣な表情で自分の背丈ほどの紙コップタワー作りに挑戦する児童たち



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