2024年(令和6年) 11月12日(火)付紙面より
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明治7年に創立した三川町横山小学校(大塚優校長、児童159人)の150周年記念式典が9日、同校で開かれた。全校児童や保護者ら関係者合わせて約250人が参加。児童が作詞した150年記念ソング「風」を披露した。
記念ソングは昨年、6年生(現三川中1年)の提案で作ることになり、1番の歌詞を昨年の6年生が、2番の歌詞を今年の6年生が担当した。詞は「出会えたキセキみんなの笑顔 想いをのせて 今 ありがとう」「このお城で 今 磨きあういのち 紡ぎあう厚い友情―」といった内容。大塚校長が詞のイメージに合わせて作曲し、タイトルは渋谷香乃さん(現三川中1年)が付けた。
式典では児童代表の志田芽虹さん(6年)が「祖父と母も同じ横山小。これからもずっと存続する学校であることを願いたい。私も卒業するまで大好きな横山小学校で勉強を頑張る」とあいさつした。ステージ前に勢ぞろいした子どもたちは「風」と横山小の応援歌「Love Yokoyama」の2曲を元気に歌い上げ、150年の節目を祝った。
記念講演では、三川町の前教育長・鈴木孝純さんが「学校ってなんだろう」をテーマに学校教育の歴史や「学ぶことの大切さ」について分かりやすく解説・紹介した。
記念式典の中で三川町の阿部誠町長は「横山小は地域の発展とともに歩んできた。町では少子化対策の一つとして住宅団地の整備や子育て支援の充実を進めている。今後も魅力ある教育環境に努め、子どもたちの笑顔があふれる町を目指したい」とお祝いの言葉を述べた。