2024年(令和6年) 11月17日(日)付紙面より
ツイート
農業問題を考える鶴岡市朝暘第六小学校(難波剛彦校長)の「調べる学習」が14日、同校で行われた。5年生の児童が農家の担い手不足や米の消費を拡大するためにどうすればよいのか学習してきた成果を発表した。
「調べる学習」は今年4月から取り組んできた。5年生111人が4~5人ずつの班を組み▽高齢化による農家の減少▽若手の担い手不足▽米の消費拡大―の3つの課題についてインターネットや専門書を使って調べた。学習成果はポスター大の大きな用紙に分かりやすくまとめ、この日、生産農家や保護者を学校に招待して披露した。
農家の減少と担い手不足について子どもたちは「スマート農業と農業DXで労力の省力化をどんどん進めるべき」「農業=肉体労働というイメージをなくすことが必要」、米の消費拡大については「米ぬか成分を配合したシャンプーやリンスを開発する」「米を原料にライスビールを製造している所もあるので参考にする」「米粉スイーツを作ったり、もっと米飯給食を多くして消費量を増やす」と提言した。
子どもたちのアイデアに保護者は「当たり前のように作ってきたお米が将来的にどうなっていくのか。農業の課題や現状を知ることはとても大切。どの班もよく調べて勉強したと思う」と感想を話した。
5年生は学校近くの学習田「パワフル田」で生産農家の指導を受けながら、今年5月につや姫の田植え、10月に収穫を体験した。お昼の給食は、自分たちが収穫した新米を会食し実りの秋に感謝した。