2024年11月21日 木曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2024年(令和6年) 11月17日(日)付紙面より

ツイート

「しあわせ鳥見んぐ」定期船とびしまにラッピング 飛島で、羽を伸ばそう 趣味系漫画のPR効果に期待 来秋まで運航

 酒田市定期航路事業所(中條和志所長)は15日、県内在住の漫画家・わらびもちきなこさんが月刊誌で連載中のバードウオッチング漫画「しあわせ鳥見(とりみ)んぐ」のキャラクターを船体にラッピングした定期船「とびしま」(253トン、定員230人)を公開した。船内の一部にもキャラクターのパネルが設置され、乗船時も楽しめる。ラッピング船は今月16日から来年9月ごろまで運航される。

 わらびもちさんは本県在住。月刊誌「まんがタイムきらら」(芳文社)に連載している「しあわせ鳥見んぐ」は、県内を舞台に女子大生らが野鳥観察「鳥見」を楽しむ物語。これまでに単行本が3巻刊行されており、趣味系漫画として多くのファンを獲得している。

 作品に定期船とびしまや飛島などが取り上げられた縁で、昨年7月ごろから同事業所とわらびもちさんとの交流が始まり、今年春にはキャラクターをふんだんに配した「とびしまさんぽガイドマップ」を作成。ガイドマップのイラストを使ったポスターなどを展示している同事業所の「しあわせ鳥見んぐコーナー」には大勢のファンが訪れている。ラッピング船はこうした交流から実現したもの。

 今年9月6日―11月14日に行われたとびしまの定期検査に合わせて作業が行われ、それぞれ船体側面の右舷側に飛島出身の「時庭翼」、左舷側に「宮内すず」のラッピングが施された。ウミネコに囲まれながら双眼鏡を持つ描き下ろしのイラストで、いずれも縦横約4メートル。一方、船内の客室後方通路には2人の高さ約150センチの等身大パネルや作品内でキャラクターたちが勝浦港に立つ場面のパネルが展示され、ファンならずとも楽しめるものとなっている。

 中條所長は「漫画をきっかけに楽しみながら飛島について学んだり、実際に訪れてもらえれば」と話していた。

船体にラッピングされたキャラクター
船体にラッピングされたキャラクター

等身大パネルなどが展示された船内
等身大パネルなどが展示された船内



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field