2024年(令和6年) 11月27日(水)付紙面より
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今年7月の記録的大雨に関して甚大な被害が出た酒田市は25日、インターネットの市地理情報システム(通称・さかたまっぷ)で市民が撮影した被害状況を記録した写真の公開を開始した。
市ホームページ(HP)上に掲載する「さかたまっぷ」は、▽公共施設▽教育・文化▽健康・医療▽防災▽商業・観光▽くらし▽道路網図―など10項目に分類し、目的の情報を選択すると酒田の地図が表示され、そこに示されたアイコンをクリックすると名称や住所などが分かる仕組みになっている。
市は今回、広く市民から被害の状況を知ってもらい、同様の災害発生時に役立ててもらおうと、市公式LINEで10月から、7月25―31日に撮影した写真を募集。今回は10月15日までに寄せられた約120点の写真と、▽道路冠水▽河川越水▽土砂災害▽その他―の4種別、撮影日時、投稿者の説明文を紹介している。
記録写真は、「さかたまっぷ」の「市民共創」カテゴリー内にある「令和6年7月大雨災害の被害写真マップ」に収納。市は今月30日まで記録写真を募集しており、市公式LINEの基本メニューにある「大雨災害の写真を募集中」から投稿する。