2024年(令和6年) 11月29日(金)付紙面より
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県は19日、県の「里の名水・やまがた百選」に本年度、新たに7カ所の湧水を選定したと発表した。庄内地域からは、鶴岡市下川の「七窪地蔵清水」と、同市田麦俣の「柳清水」の2カ所が選ばれた。来月4日に県庁で、保全団体の代表者らへの選定書交付式が行われる。
県は、水環境を大切にする心と郷土愛を育むとともに地域活性化を図り、観光資源としての活用につなげることを目的に、2015年度から選定事業を行っている。今回を含め、これまでに82カ所の湧水が選定されており、庄内地域は30カ所となった。県は選定基準として▽良好な水質と水量を有する▽地域住民などによる保全活動が行われている―に加え、親水性と利活用、自然景観などの項目を設け、高い評価を得た湧水の中から「里の名水」を選定している。