2024年(令和6年) 11月30日(土)付紙面より
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第59回田川児童生徒図画作品展と第28回田川地区中学校美術部員展が29日から鶴岡アートフォーラムで始まった。前日には鶴岡・田川地区の小中学校の美術教諭らが集まり、研修会が行われた。
本年度の作品展には幼稚園・保育園10園82点、小学校36校490点、中学校15校253点と中学校の美術部員の作品、合わせて約900点が出品された。夏休みにプールで泳いだり、花火を見た思い出を描いたものや、絵本などを読んだ感想画、空想画、風景画など、伸び伸びと描かれた作品に、訪れた人たちもじっくりと見入っていた。
28日の研修会では、仙台市の尚絅学院大学心理・教育学群子ども学類の相馬亮学類長が展示作品を見ながらギャラリートーク。その後、大会議室で指導法などについて講義。幼児、小学生、中学生と発達段階に合った指導が必要で、自分が楽しむ幼児期を経て、小学校の中学年ぐらいでは写実的な作品を描くようになるので、観察することの大切さを学ばせるようアドバイスしていた。
展示は12月1日(日)までの午前9時半から午後5時まで。