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2024年(令和6年) 12月4日(水)付紙面より

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10代から80代130人 パラ競技楽しみ交流 今回初鶴岡養護小中生も出場 鶴岡市長杯ボッチャ大会

 パラリンピック種目のボッチャに親しんでもらう、第5回鶴岡市長杯ボッチャ競技大会が1日、鶴岡市つるしんアリーナ小真木原(小真木原総合体育館)で開かれた。障害者施設や団体から28チームが参加し、競技を楽しみながら交流を深めた。

 同市が東京五輪・パラリンピックでドイツのホストタウンとなり、同国のボッチャ代表チーム事前合宿受け入れ決定を機に、障害者施設関係者らで実行委員会(佐藤満子委員長)をつくり、2019年に始めた。鶴岡南ロータリークラブ(菅原剛会長)が大会運営に全面的に協力している。

 ボッチャは、ボールを投げ合い、的にどれだけ近づけられるかを競う。大会には車椅子利用の人など10代から80代までの約130人が参加。今回初めて鶴岡養護学校に通う小中学生も出場した。

 4チームずつ7ブロックのリーグ戦と各ブロックの同じ順位同士による決定戦が行われ、参加者たちは狙いを定めてボールを投げたり転がしたりし、的に近づくと「いいぞ」「オー」の声とともに、拍手が湧き起こった。佐藤実行委員長は「さまざまな障害がある多くの方々から参加していただき、交流を楽しんでもらうことができた。年々競技レベルも向上している。今後もより多くの方々の参加を得て、誰もが楽しめるボッチャを通じて健康づくりにつなげたい」と話していた。

 結果は次の通り。

 ▽1位グループ=1鶴身協I 2feふぁーむB 3feふぁーむA 4鶴身協A▽2位グループ=1GOGO月山 2愛光園アイスモンスターズA▽3位グループ=1鶴身協D 2大山ブルー▽4位グループ=1脊損会B2脊損会A

ボッチャを楽しみ交流する参加者たち
ボッチャを楽しみ交流する参加者たち



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