2024年(令和6年) 12月4日(水)付紙面より
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受験シーズンを前に、鶴岡米穀商業協同組合(鶴岡市小淀川、村山昌俊理事長)は恒例の「鶴岡天満宮 天神祈願米」の取り扱いを開始した。2日に学問の神様・菅原道真公を祭る同市の鶴岡天満宮(齋藤元宮司)でご祈祷(きとう)が行われ、受験生たちのため祈願米へ合格成就の願いが込められた。
鶴岡市内の米穀店でつくる同組合は2015年から天神祈願米を販売しており、主に同市内の生協へ卸している。今年はJA鶴岡が集荷した特別栽培米のつや姫(1袋1・05キロ=7合入り)を1050円(税込み)で販売する。1袋の米の容量は「一発合格」の語呂合わせで縁起を担いだ。
この日、村山理事長と白幡勝由専務理事が鶴岡天満宮を訪れ、ご祈祷に参列。拝殿の祭壇に祈願米のパッケージが奉納され、齋藤宮司が祝詞を奏上した。その後、境内で30キロ入りの玄米40袋余りもおはらいを受けた。村山理事長は「祈願米を食べた受験生たちが合格するよう心から願っている」と話していた。祈願米は近日中に鶴岡市内の各生協店内で販売される。問い合わせは同組合=電0235(22)2423=へ。