2024年(令和6年) 12月8日(日)付紙面より
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7月末発生の記録的大雨の被災者支援へ、酒田光陵高校(藤田雅彦校長、生徒756人)は5日、遊佐町に義援金3万円を寄付した。
同校では、今年10月19、20日に行われた学校祭の売り上げの一部と、生徒会役員が募金箱を持って各クラスで協力を呼び掛けるなどして義援金を集めた。
この日は生徒会長の奥山和樹さん(17)=情報科2年=と副会長の太田朋花さん(17)=普通科2年=が町役場を訪れ、松永裕美町長に義援金を手渡した。奥山さんは「身近なところで大きな災害が起こり、自分たちにも何かできないかと話し合った」、太田さんは「友達から被災者の話を聞き、遊佐町で被災した人たちが以前の生活に戻れるように協力していきたい」とそれぞれ話し、松永町長は「若い人が遊佐町に思いを寄せてくれたことがありがたい。町民の励みになる」とお礼を述べた。贈られた義援金は「遊佐町災害義援金」に組み入れ、被災者支援に活用する。
同校では16日、酒田市にも義援金を届ける予定。