2024年(令和6年) 12月11日(水)付紙面より
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鶴岡市大山地区に住む子どもたちの成長を祝う「大山地区合同七歳祝い」が7日、大山コミュニティセンターで行われた。来春に小学校入学を控えた子どもたちが保護者と共に神事で祈とうを受けてお神酒の代わりの甘酒を口にし、紙芝居や手遊びで楽しい時間を過ごした。
今年で65回目となる大山地区の恒例行事。地域の「宝物」の子どもたちが元気に成長したことを一緒にお祝いしようと、大山自治会(櫻井修治会長)が主催し、数え年7歳の子どもを迎えて毎年この時期に行っている。今回は2018年4月2日から19年4月1日までに生まれた子どもたちが対象で、42人が出席した。
男児はネクタイをしたり、女児は髪にかわいらしいリボンや胸にコサージュを着けたりして、おめかし姿で出席。保護者と一緒に全員で記念撮影した後、櫻井会長が「皆さんおめでとう。春からは小学校1年生ですね。友達と仲良くしていろんなことに挑戦してください。大山地区ではこれからも、皆さんを応援していきます」とお祝いの言葉を述べた。
神事でお祓(はら)いを受けた後、甘酒が振る舞われ、杯で初めて飲む甘酒にけげんな表情を見せたり、「甘くておいしい」と母親に笑顔を見せたりする愛らしい姿を、保護者がスマートフォンで撮影していた。お楽しみ会の後には、千歳あめや紅白餅、お菓子がプレゼントされた。
出席した高田雪響(ゆのん)ちゃん(5)は「甘酒は甘くてサツマイモみたいな味でおいしかった。小学校に入ったら運動会が楽しみ」と笑顔いっぱいに話していた。