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2024年(令和6年) 12月12日(木)付紙面より

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映画上映×防災フォーラム 鶴岡まちキネ 14日から1週間 『有り、触れた、未来』 映画関係者と「未来」考える

 鶴岡まちなかキネマで14日(土)から1週間限定上映される映画『有り、触れた、未来』に合わせ、18日から4日間連続でキャストや監督によるアフタートークが行われる。最終日には俳優の手塚理美さんも登壇するほか、山王キネまち大学(NPO法人公益のふるさと創り鶴岡)が主催する「未来を守る防災フォーラム」も行われる。

 『有り、触れた、未来』は東日本大震災から10年後の宮城を舞台に、幾つもの「ありふれた物語」が微妙につながりながら同時進行で描かれる群像劇。震災の語り部として全国で講演活動を続けている齋藤幸男さん(元石巻西高校長)の著書『生かされて生きる―震災を語り継ぐ―』を原案に、22人の若手俳優からなる「UNCHAIN10+1」が企画、『九月の恋と出会うまで』の山本透監督が脚本も務めた。

 18日から20日までのアフタートークは、出演者の1人でプロデューサーの舞木ひと美さんで、映画終了後約15分間を予定(上映時間調整中)。鑑賞料金は通常料金。21日は午前11時からの回終了後、舞木さんのほかに山本監督、手塚さん、原案著者の齋藤さんが登壇。鑑賞料金は大人が1000円、高校生以下は無料。各種招待券は使用できない。

 防災フォーラムは21日午後2時45分から4時まで、齋藤さんによる防災ワークショップと関係者によるリレートーク。山本監督、舞木さんのほかに、ボランティア活動を実践している山形県青年の家の斎藤裕輝さん、朝暘第四小校長の大川岳二さん、鶴岡東高校野球部の高木渚月さん、鶴岡災害ボランティアネットワーク代表理事の村井勢一さんが体験発表などを行う。

 フォーラムの参加希望者には14日から、まちキネ窓口で整理券を配布する。定員は78人。
 問い合わせは鶴岡まちなかキネマ=電0235(64)1441=へ。

『有り、触れた、未来』のチラシ
『有り、触れた、未来』のチラシ



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