2024年(令和6年) 12月12日(木)付紙面より
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庄内町の立川小学校(村山能弘校長、児童136人)の3年生が10日、旧狩川まちづくりセンターで、地域の大人たちに教わりながらそば打ちに挑戦した。
同校では総合学習として4年前から3年生が学校田でソバの生育について学んでいる。今年は7月の大雨被害の影響で十分な活動ができなかったが、集大成として収穫した「でわかおり」を使ったそば打ちが行われた。
この日は3年生14人が参加。清川歴史公園・清川関所「御殿茶屋」のスタッフら10人に指導を受けながら二八そば作りに挑戦した。児童たちは「のし棒を転がすときは猫の手で」「できるだけ等間隔に切るとおいしくなる」などと指導を受けながら、生地を包丁とこま板で切りそろえるなど取り組んでいた。大瀧晴彦君(9)は「そばは好きだけど、打つのは初めて。太くなったりして切るのが難しかった」と話しながら、楽しそうに取り組んでいた。
打ち上がったそばは御殿茶屋スタッフが用意した玉こんにゃくやチャーシューとともに味わった。