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荘内日報ニュース


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2024年(令和6年) 3月21日(木)付紙面より

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猫・犬 デジタルアートずらり 酒田市美術館 ディズニーキャラクター展

 猫と犬のディズニー作品人気キャラクターを集めた「ディズニーキャッツ&ドッグス展」が16日から、酒田市美術館(石川好館長)で始まった。

 ディズニーの創始者ウォルト・ディズニー氏(1901―66)は愛犬家として知られ、アニメーション作品には多数の愛らしく個性にあふれた犬や猫が登場している。企画展ではディズニーの全アニメーション作品に関する資料を所蔵している米国の「アニメーション・リサーチ・ライブラリー」の全面協力でデジタルアート作品300点以上をパネル展示。

 アニメーションで動物たちを生き生きと表現するため、キャラクターの感情や動きを研究するアニメーターたちの記録写真や動物のスケッチ、ミッキーマウスの愛犬「プルート」の絵コンテのほか、お嬢さま犬レディと野良犬トランプのロマンスを描いた「わんわん物語」、ダルメシアンの子犬たちの脱出劇「101匹わんちゃん」、ウォルト氏が亡くなる前、最後に企画に携わったという「おしゃれキャット」などのアニメーション映画の設定資料やイメージボードが並び、親しみに満ちたキャラクターたちの表情に、来館者たちは癒やされるように笑顔で見入っていた。

 展示は5月12日(日)まで。展示に合わせ愛犬・愛猫の肉球スタンプを募集し人気投票を行う「わんにゃん肉球コンテスト」や、4月20日(土)午後2時からディズニーの名曲を演奏する無料のジャズコンサートが行われる。問い合わせは同館=電0234(31)0095=へ。

ディズニーの犬と猫の人気キャラクターを集めた作品展=16日
ディズニーの犬と猫の人気キャラクターを集めた作品展=16日


2024年(令和6年) 3月21日(木)付紙面より

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災害に強い地域づくりへ 鶴岡市と山形大 連携協定

 鶴岡市と山形大学が18日、災害連携協定を結んだ。市と山大が協力し、科学的な視点で地震や津波、豪雨などの災害に対応する。

 2019年に日本海沖で発生した山形県沖地震をきっかけに山形大学では学内に「災害環境科学研究ユニット」を立ち上げた。メンバーは理学部、工学部、農学部の教授や准教授ら関係者約20人で構成。地質を専門とする理学部の本山功教授がユニット長を務める。これまで山形県沖地震では鶴岡市小岩川の墓地で墓石の倒れ方から揺れの方向を分析したり、西目の土砂災害では地質学の観点で地滑りを調査した。

 鶴岡市役所で行われた締結式では皆川治市長が「科学的、専門的な知識で助言を頂き、災害に強い地域づくりに取り組みたい」とあいさつ。本山教授と協定書を交わした。

 本山教授は「地域発展のパートナーとして貢献することが山形大学の大きな柱。地震学、地質学、地盤工学の各専門メンバーと共に対応したい」と語った。

 県内の市町村と山大が災害協定を結ぶのは初めて。鶴岡市が山大の研究ユニットに協力を求めた。研究ユニットではデータ収集と分析結果を地域住民に伝える防災活動も行う。

市役所で行われた締結式。左から研究ユニットの熊谷誠地域教育文化学部講師、皆川市長と協定書を持つ本山教授、市の秋葉敏郎危機管理監
市役所で行われた締結式。左から研究ユニットの熊谷誠地域教育文化学部講師、皆川市長と協定書を持つ本山教授、市の秋葉敏郎危機管理監


2024年(令和6年) 3月21日(木)付紙面より

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有事の連携・対応確認 23日開通日沿道 遊佐比子ICで防災訓練

 高速道路内での車両事故を想定した防災訓練が18日、開通前の遊佐比子インターチェンジ(IC)付近で行われ、有事の際の連携などを確認した。

 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の遊佐比子―遊佐鳥海間(6・5キロ)が今月23日(土)に開通するのを前に、ガードレールで車線を分断している高速道路で車線が塞がった場合の救急搬送や後続車両排除などの手順・連携確認などを目的に実施した。

 この日の訓練は国土交通省酒田河川国道事務所をはじめNEXCO東日本鶴岡管理事務所、県警高速道路交通警察隊鶴岡分駐隊、酒田地区広域行政組合消防本部など関係8機関から計52人が参加。「庄内沖を震源とする震度6強の地震の影響で大型トラック1台が横転し後続車両が滞留。運転手が負傷しオイル漏れが発生した」との想定で、訓練を開始した。

 長さ12メートルの10トントラックを横転車両に見立て、負傷者の救助・搬送、重機や人力で140キロのガードレールを外しての車線確保、道路復旧作業など、参加者らは通行止めを解除し滞留車両を排除するまでの流れを確認した。

 訓練後、鈴木之酒田河川国道事務所長は「有事の際は各関係機関と連携した対応が必要なので、今後も共有を図っていきたい。新しい高速道路ではドライバーが慣れず逆走による事故が起きてしまうことがある。開通後は標識に注意し制限速度を守って走行してほしい」と話した。

高速道路での訓練に取り組む参加者たち
高速道路での訓練に取り組む参加者たち


2024年(令和6年) 3月21日(木)付紙面より

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自由に楽しく思い込め 県内の障がい児者芸術作品展入賞・入選 鶴岡・愛光園デイサービスセンター 6人の児童生徒各賞に輝く

 鶴岡市藤沢の市立愛光園デイサービスセンター(所長・加藤昌司愛光園園長)に通う県立鶴岡養護学校の児童生徒6人が、障害者を対象にした芸術公募展で入賞や入選に輝いた。同センターに通う子どもたちが受賞するのは2年連続。

 今回受賞したのは、「第8回やまがた障がい児者アート公募展『Art Digる~べ』」(2023年12月14日~24年2月9日、山形市・やまがたアートサポートセンターぎゃらりーら・ら・ら)で五十嵐浩章さん(14)=鶴養中学部3年=がジェイアイシー南東北支店長賞に輝いたほか、三谷優吾さん(15)=鶴養中学部3年、上野琴葉さん(15)=同、伊藤愛華さん(14)=同2年、渡辺陽斗君(8)=同小学部2年=がそれぞれ入選を果たした。さらに愛光園デイサービスセンターが団体賞(県知的障害児者生活サポート協会特別賞)を受賞した。

 また、「やまがた障がい者芸術作品公募展2023」(2023年11月2~15日、山形市・悠創館)に出品した門村悠仁さん(14)=鶴養中学部2年=も入選を果たした。

 入賞した五十嵐さんの絵画作品は「日本では見つからない生き物」がテーマ。自分で想像した不思議な生き物をたくさん描き、あるいは日常生活の中で感じたさまざまな思いを書き連ねて計13枚の大作にした。三谷さんの絵画「マシンガン」は好きなゲームを基に伸び伸びと描き、上野さんの作品「私の楽しみ」は大好きな刺しゅうをカラフルな糸で表現。

 伊藤さんの絵画「“5”」は5人の人魚姫や5体の雪だるまなど“5”にこだわり、渡辺君の習字作品「線」は太い線を思いのままに書き連ねた。門村さんの絵画作品「THE鬼タイジ」は年末のテレビ番組を題材に、番組内に登場した建物や湖、メガホン、なべといった小道具を8枚の紙に書き出した。

 児童生徒を代表して五十嵐さんは「絵を描くのは楽しい。また新しい作品に挑戦したい」、門村さんは「テレビ番組がとても面白く、印象に残ったものを描いた」とそれぞれ話していた。

右から上野さん、伊藤さん、五十嵐さん、渡辺君、門村さん。左端は加藤園長
右から上野さん、伊藤さん、五十嵐さん、渡辺君、門村さん。左端は加藤園長



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