2025年(令和7年) 3月23日(日)付紙面より
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東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の2024年度卒業式・大学院修了式が22日、公益大公益ホールで行われ、学部卒業生195人、大学院公益学研究科修士課程修了生4人が新たな第一歩を踏み出した。
卒業生・修了生の名前読み上げに続き、神田学長が卒業生総代の長堀亜由さん(22)=酒田南高出身=に卒業証書、修了生総代の遠藤咲織さん(30)=鶴岡信用金庫勤務=に修了証書をそれぞれ手渡し、「大学で培った知識や経験、異なる価値観を理解し受け入れる姿勢は社会課題に立ち向かうための強力な武器になる。より良い社会の創造に貢献してほしい」と式辞。新田嘉一公益大理事長が▽針になれ▽負けるな▽本を読む―の3つを贈った上で「身を粉にして育ててくれた家族の思いに応えるという気持ちを持ち、しっかりと人生を送ってください」と歓送の辞(ことば)を述べた。
矢口明子酒田市長、上野隆一公益大後援会長らの来賓祝辞の後、卒業生代表の大平健太郎さん(22)=福島・磐城高出身=が「感謝の心を忘れずに努力していく」、修了生を代表し仙崎大裕さん(24)=福島県小野町出身=が「社会の人々のため日々精進する」と決意を述べた。