2025年(令和7年) 4月1日(火)付紙面より
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遊佐町合併70周年を記念したスプリングコンサートが28日、同町生涯学習センターホールで開かれ、美しいバイオリンの旋律が聴衆を魅了した。
ゆざ楽友協会(太田くみ会長)の主催。遊佐町は1954(昭和29)年、当時の遊佐町と蕨岡、稲川、西遊佐、高瀬、吹浦の5村が合併し誕生した。町のシンボルとする鳥海山、白砂青松の海岸、胴腹の滝や丸池に代表される数多くの湧水とそれらが育む広大な田園、本州で最多を誇るサケの遡上(そじょう)数など多種多様で豊富な資源を有する。
この日はハンガリーの国会議事堂で日本人で初めて演奏披露するなど、各国で音楽活動を展開するバイオリニスト・鷲見恵理子さんが「ヴァイオリンの夕べ」と題し公演。ヨーロッパ各地で弦楽伴奏助手を務める篠崎朝子さんのピアノ伴奏に乗せてフリッツ・クライスラーの代表作「愛の喜び」「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」や、超絶技巧で有名なニコロ・パガニーニの「24カプリース」などをソロで披露した。
優雅に流れるような美しい旋律や、目を見張るような速弾きのバイオリン技巧に、詰め掛けた聴衆はうっとりと酔いしれていた。