2025年4月14日 月曜日

文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2023年(令和5年) 10月17日(火)付紙面より

ツイート

「裸足で歩ける海岸」実現目指し 美しいやまがたの海プラットフォーム クリーンアップin湯野浜 企業、市民参加漂着ごみ拾い

 漂着ごみ問題の解決に取り組む「美しいやまがたの海プラットフォーム」(代表・小谷卓鶴岡高専名誉教授)主催の海岸美化運動「クリーンアップin湯野浜」が15日、鶴岡市の湯野浜海岸で行われた。地元企業や団体関係者、一般市民などが参加し、海岸に漂着したごみを拾い集めた。

 同団体は、NPOやボランティア団体、大学など教育機関、漁業団体、企業、国、県、海岸を有する自治体がメンバーとなり、漂着ごみ問題の解決に向けて内陸地域を含む県内全域へ情報発信するとともに、関連団体と連携して情報交換会や河川・海の清掃活動などイベントを実施しており、2011年度から県が策定した“美しいやまがたの海づくりプラン”を基にした普及啓発事業の推進母体として活動している。

 庄内地区では酒田市の最上川河口付近や湯野浜海岸で年に各1回のクリーン作戦を実施している。今回は鶴岡「小さな親切」の会に加盟している地元企業の関係者や家族、一般市民など250人余りが参加した。

 この日は午前7時に開会式が行われ、小谷代表が「漂着物が湯野浜をはじめ庄内各地の海岸に打ち上げられる状況が続いている。皆さんの協力で『裸足で歩ける海岸』の実現を目指したい」とあいさつした。

 その後、市立湯野浜小学校の西側付近を中心に、ごみ袋とごみ収集用のトングを手にした参加者が海岸で約1時間にわたりごみ拾いを行った。ロープや網、ブイなど漁業用具が多く見られたほか、ポリタンクやバーベキュー用の鉄製こんろ、ペットボトルなども落ちていた。

 6歳の長男と一緒に参加した鶴岡市の30代女性は「少し寒いけど、地元民なので海岸がきれいになると気持ちいいです」と笑顔で話していた。

「裸足で歩ける海岸」を目指して清掃活動が行われ、親子連れでの参加も多く見られた
「裸足で歩ける海岸」を目指して清掃活動が行われ、親子連れでの参加も多く見られた


2023年(令和5年) 10月15日(日)付紙面より

ツイート

食と緑と技の祭典にぎわう 15日まで「つるおか大産業まつり」 実りの秋 多彩な体験・出展満喫

 地域を支える農林水産業や商工業が集結した「食と緑と技の祭典―つるおか大産業まつり」が14日、鶴岡市の小真木原公園で始まった。初日は出来秋を祝うような好天に恵まれ、家族連れなど大勢の市民が繰り出し、買い出しやものづくり体験などを楽しんだ。15日まで2日間の開催。

 庄内森とみどりのフェスティバルとの同時開催。旬の農林水産物の直売、交流都市関連の北海道木古内町と名寄市の物産展、各種飲食の販売、鶴岡の「ものづくり力」をアピールする工業製品の展示・体験など計約110団体が参加した。

 14日は開場の午前10時を前に人出であふれた。新米の「つや姫」「はえぬき」、庄内柿、リンゴ、ブドウ、マイタケ、赤カブ、大根、ズワイガニやハタハタ、スルメイカ、アオリイカ、口細ガレイなどの産直エリアでは、両手に持った袋いっぱいに産品を買い求める市民の姿が多くあった。

 朝暘武道館の「ものづくりエリア」には地元の高校・高専など教育機関も含め約40の企業・団体が出展し、子どもたちも楽しめる各種体験コーナーを設置。地元の企業の技術力に触れながら工作に熱中していた。

 主催する実行委員会は2日間で2―3万人の来場を見込んでいる。15日も午前10時から午後3時まで開催される。

大勢の人出でにぎわう「つるおか大産業まつり」=14日
大勢の人出でにぎわう「つるおか大産業まつり」=14日


2023年(令和5年) 10月15日(日)付紙面より

ツイート

作況指数 庄内99「平年並み」 東北農政局9月25日現在 予想収量584キロ前年比減 白未熟粒が散見

 東北農政局は14日、本年産水稲の作付面積と9月25日現在における予想収穫量を発表した。本県の予想収量(10アール当たり)は589キロ(前年同期比5キロ減)、庄内は584キロ(同13キロ減)となる見込み。県全体の作況指数は100、庄内は99といずれも「平年並み」となっている。

 県内の水田320地点を対象に調査を行った。県全体の作付面積は6万7400ヘクタールで前年比500ヘクタールの減。主食用作付面積は5万2400ヘクタールで前年比300ヘクタールの減少が見込まれる。

 先月25日現在の作柄について同局は「5、6月の高温や日照不足の影響で全もみ数が平年と比べて少なくなったが、出穂期以降の高温により登熟が順調に進んだ」とした一方、「全体的に白未熟粒が散見される」と説明した。主食用作付面積に10アール当たりの予想収量を乗じた予想収穫量(主食用)は30万8600トンで、前年比4400トンの減少が見込まれる。

 庄内以外の県内各地域の予想収量は村山618キロ(前年同期比8キロ増)、置賜594キロ(同9キロ増)、最上556キロ(同17キロ減)。



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

  ■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

ニッポー広場メニュー
お口の健康そこが知りたい
気になるお口の健康について、歯科医の先生方が分かりやすく解説します
鶴岡・致道博物館 記念特別展 徳川四天王筆頭 酒井忠次
酒井家庄内入部400年を記念し、徳川家康の重臣として活躍した酒井家初代・忠次公の逸話を交え事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第2部 中興の祖 酒井忠徳と庄内藩校致道館
酒井家庄内入部400年を記念し、庄内藩中興の祖と称された酒井家9代・忠徳公の業績と生涯をたどる。
致道博物館 記念特別展 第3部 民衆のチカラ 三方領知替え阻止運動
江戸幕府が3大名に命じた転封令。幕命撤回に至る、庄内全域で巻き起こった阻止運動をたどる。
致道博物館 記念特別展 第4部 藩祖 酒井 忠勝
酒井家3代で初代藩主として、庄内と酒井家400年の基盤を整えた忠勝公の事績をたどる。
致道博物館 記念特別展 第5部 「酒井家の明治維新 戊辰戦争と松ケ岡開墾」
幕末~明治・大正の激動期の庄内藩と明治維新後も鶴岡に住み続けた酒井家の事績をたどる。
酒井家庄内入部400年
酒井家が藩主として庄内に入部し400年を迎えます。東北公益文科大学の門松秀樹さんがその歴史を紹介します。
続教育の本質
教育現場に身を置く筆者による提言の続編です。
教育の本質
子どもたちを取り巻く環境は日々変化しています。長らく教育現場に身を置く筆者が教育をテーマに提言しています。
柏戸の真実
鶴岡市櫛引地域出身の大相撲の元横綱・柏戸の土俵人生に迫ります。本人の歩み、努力を温かく見守った家族・親族や関係者の視点も多く交えて振り返ります。
藤沢周平の魅力 海坂かわら版
藤沢周平作品の魅力を研究者などの視点から紹介しています
郷土の先人・先覚
世界あるいは全国で活躍し、各分野で礎を築いた庄内出身の先人・先覚たちを紹介しています
美食同元
旬の食べ物を使った、おいしくて簡単、栄養満点の食事のポイントを学んでいきましょう
庄内海の幸山の幸
庄内の「うまいもの」を関係者のお話などを交えながら解説しています

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field