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2023年(令和5年) 10月29日(日)付紙面より

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日本一「酒田のラーメン」鶴岡へ 期間限定店で11月12日まで 庄内観光物産館

 「日本ご当地ラーメン総選挙」で栄えある初代日本一に選ばれた「酒田のラーメン」の凱旋(がいせん)営業が28日、鶴岡市の庄内観光物産館・期間限定ラーメン店「庄内ラーメン街道」で始まった。日本一に輝いたラーメンを味わおうと、初日から多くの客が詰め掛けた。

 酒田のラーメンは煮干しやトビウオ、昆布など魚介だしに豚骨や鳥ガラを合わせたさっぱりしつつも芳醇(ほうじゅん)なうまみと香りに満ちたスープと、こだわりの自家製麺が特徴。とろとろのワンタンや煮玉子が乗っている。

 この日、開店前に50人余りが順番待ちとなった。開店後は次々と酒田のラーメンの注文が入りスタッフが対応に追われた。2番目に並んだ南陽市の須貝正一さん(60)は「妻と朝6時に家を出て食べに来た。あっさりしているのにこくのあるスープは全部飲み干した。とろとろのワンタンもたまらなかった」と満足げに話していた。

 庄内ラーメン街道は来月12日まで酒田のラーメン「ワンタンメン煮玉子入り」を販売する。営業時間は午前11時~午後3時。1杯1000円。期間中、総選挙に出場した「酒田のラーメンを考える会」(代表・齋藤直満月店主)が店のスタッフとして営業する。

開店後、次々と「酒田のラーメン」の注文が入った
開店後、次々と「酒田のラーメン」の注文が入った

開店後も30人余りが店前で順番待ち
開店後も30人余りが店前で順番待ち


2023年(令和5年) 10月28日(土)付紙面より

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「ご当地ラーメン日本一」凱旋報告 酒田

酒田のラーメンを考える会
28―来月12日 庄内物産館に出店

 今月、東京・大久保公園で行われた「日本ご当地ラーメン総選挙」で、酒田のラーメンを考える会(齋藤直会長)による「酒田のラーメン」が日本一に輝いた。同会メンバーらが26日、酒田市役所を訪れ、矢口明子市長に改めて日本一を報告するとともに「受賞から2週間ほど経過したが、今でも込み上げてくるうれしさがある。日本一となった酒田のラーメンを多くの人に食べてもらいたい」(齋藤会長)などと今後の展望を語った。

 総選挙は日本ラーメン協会(東京都、玉川正視理事長)などが主催。「真のラーメン日本一を決める」をコンセプトに、地域活性化の起爆剤にもなる「ご当地ラーメン」を広くPRしようと初開催した。今年6月から約1カ月間にわたって行われたウェブ予選東北ブロックでは、日本三大ラーメンの一つとされる喜多方ラーメン(福島県)を抑えて「酒田のラーメン」が1位通過。

 今月5―9日に大久保公園で行われた本戦では実食した来場者による投票、会員制交流サイトの拡散数、日本ラーメン協会による抜き打ちチェックなどを総合的に評価。結果、約4000杯を売り上げ、1万440ポイントと他を圧倒するポイントを獲得し「酒田のラーメン」が日本一に輝いた。

 この日は齋藤会長やラーメン店7店の店主ら10人が“日本一”のトロフィーを手に市役所を訪れ、矢口市長と懇談。齋藤会長は「多くの人が一丸となったからこそもらえた賞。これからも日本一をもらえるようなラーメンを作り続け、酒田の発展に協力していきたい」と述べ、矢口市長は「齋藤会長をはじめとしたメンバーの皆さんがラーメンだけでなく、酒田全体を盛り上げたいという気持ちで続けてきた結果の受賞。酒田市としてもありがたい。これからも一緒に頑張っていきたい」と応じた。

 同会は、今月28日(土)―来月12日(日)の午前11時―午後3時、鶴岡市の庄内観光物産館の期間限定ラーメン店「庄内ラーメン街道」に出店。総選挙で日本一となったラーメンを提供する。

矢口市長と記念撮影する酒田のラーメンを考える会メンバー
矢口市長と記念撮影する酒田のラーメンを考える会メンバー


2023年(令和5年) 10月28日(土)付紙面より

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三川中生の作品 和菓子になるよ!! 来月4日 みかわ秋まつりで販売

 三川中学校の2年生が手掛けた粘土細工の和菓子を「本物」にして来月4日、「みかわ秋まつり」会場の町体育館で販売する。生徒の作品はこの後、3人の菓子職人がもち米などを使って食べられる状態に仕上げる。遠州屋(鶴岡市本町三丁目)の齋藤侑さん(25)は「昨年もそうだったが生徒の作品は完成度が高くて感心する。イメージと思いがしっかり伝わるよう心掛けたい」と語った。

 「作品を本物にして三川中生徒の成果を多くの人に見てもらおう」と町観光協会ら関係者が昨年「本物プロジェクト」を立ち上げてスタートした。今回も2年生72人が4月から美術の時間で構想を練ったりデザインを考え、制作に取り組んできた。全85点の中から「おかしなおかしやさん」(鶴岡市宝田二丁目)を主宰する後藤麻利恵さんと遠州屋の齋藤さん、今年から新たに「創作野菓晶芯道(のかしょうじんどう)」(庄内町)の佐藤あゆ子さんの3人が審査し7作品を選んだ。

 作品は上野菜々子さんの「菜の花むすめ」や本間優里花さんの「鳥海山の春」をイメージしたものなど力作ぞろい。菓子職人が練り切り、寒天、もち米、そば粉などを材料に1作品30個(計210個)を本物にする。

 生徒たちは「自分の作品が候補に選ばれてうれしい。どんなふうになるか早く見てみたい」と目を輝かせた。

 後藤さんは「今年も作品を絞り込むのが本当に難しかった。生徒たちの発想と感性を見習いたいほど。これから頑張って和菓子作りに向かいたい」と語った。
 本物の和菓子は1個350円(税込み)。4日午前10時から販売する。なくなり次第終了となる。会場では7点を除く三川中の2年生の作品77点も展示する。

「本物」にする候補作7点
「本物」にする候補作7点

7作品に選ばれた三川中の2年生。齋藤さん(左)や後藤さんが「本物」に仕上げる
7作品に選ばれた三川中の2年生。齋藤さん(左)や後藤さんが「本物」に仕上げる



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