2023年(令和5年) 06月10日(土)付紙面より
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鶴岡市鼠ケ関にある本県と新潟県の県境で17日(土)、「第1回境目で反復横跳び世界大会in羽越」が開かれる。「ヤマガタ!マンナカ!ニイガタ!」の掛け声とともに反復横跳びし点数を競い、世界記録を目指す。主催団体が大会への参加募集を行っており、締め切りは12日(火)。
大会は、温海地域で自然体験や環境教育プログラムの提供に取り組むNPO法人の自然体験温海コーディネット(本間洋一会長)の主催。1999(平成11)年から行われた市町村合併(平成の大合併)以来、隣接する自治体相互の交流の減少を受け、「境目を行ったり来たりしながら“見えない壁”を打ち破ろう」という発想から生まれた。
同日、県漁協念珠関統括支所の市場で開かれる「?酒と肴と鼠ケ関?イカ・マグロまつり2023」と連動し、「鼠ケ関ならではのアトラクション」として行われる。
先着25人で誰でも参加でき、参加費500円(大会運営費、傷害保険料込み)で当日徴収する。事前エントリーが必要で締め切りは12日午後11時59分。大会当日、「イカ・マグロまつり」会場に特設ブースを設置し当日の午前10時から選手の受付を開始。午後1時まで特設ブースに集合し県境へ移動した後、午後1時半に開会式、同2時から競技開始となる。
競技は1人30秒の制限時間で、指定ワードの「ヤマガタ!マンナカ!ニイガタ!」を連呼しながらジャンプポイントとシャウトポイントの合計を競う。大会事務局によると9日現在で8歳から50代まで十数人のエントリーがあった。
参加申し込みは同NPOのホームページ内の専用フォームから登録できる。アドレスはhttps://gb-atsumi.jp
問い合わせは大会事務局=電050(5848)7946=へ。
2023年(令和5年) 06月09日(金)付紙面より
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徳川家康生誕の地・愛知県岡崎市の「一般社団法人徳川家康公に学ぶ会」(代表理事・大林市郎岡崎信用金庫会長)が毎年開催している「家康公検定」が今年9月30日(土)、鶴岡市で初めて実施される。12回目となる今年は、NHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家と家臣団が改めて注目されていることを踏まえ、テーマを「家康公と家臣団」に設定。徳川四天王筆頭で旧庄内藩主酒井家初代・酒井忠次公の縁で、東海地方のみで行われていた検定の庄内開催が実現した。
戦国乱世を収め天下泰平の世の礎を築いた家康公の偉業を顕彰し、家康公に学ぶ機会を提供しようと、同学ぶ会が公益財団法人徳川記念館(東京、理事長・徳川家広徳川宗家19代当主)と共に2010年から始めた。検定会場は当初、学ぶ会事務局を担当している岡崎信金本店など岡崎市内だけだったが、家康公ゆかりの静岡県の浜松市、静岡市、名古屋市に広がり、1回当たりの受験者は平均1000人程度。平均合格率80%、最年少合格者は小学4年生という。
検定は試験時間90分で100問(四択、マークシート式)出題され、100点満点の70点以上で合格となる。申込者にテーマに合わせたテキスト(副読本)が郵送され、これから約70%以上が出題され、残りは家康公に関わる全般的な問題となる。申込者全員にオリジナルマフラータオル、さらに合格者には合格証とオリジナルピンバッジが記念に贈られるほか、検定の問題と解説集も試験後に贈られる。受験資格は特にないが、事務局側では小学校高学年以上を想定。受験料は一般2500円、小中学生500円。
鶴岡では荘内神社参集殿が会場となり、先着100人を受け付ける予定。申込期間は12日から7月28日までで、所定の申込書による郵送かファクス、またはホームページで受け付ける。問い合わせは岡崎信金地域振興部内の徳川家康公に学ぶ会事務局=電0564(25)7213=へ。
鶴岡での検定初実施は、岡崎信金と鶴岡信用金庫(佐藤祐司理事長)との連携・交流を基に実現した。鶴岡信金の担当者は「酒井忠次公はじめ家臣団がテーマになっており、庄内の人たちをはじめ、県内各地、隣県の歴史ファンの方々からも多く受験していただければ」と話している。
2023年(令和5年) 06月09日(金)付紙面より
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羽黒高校男子バスケットボール部の小川瑛次郎選手(17)=3年=が、24日からハンガリーで行われる「FIBA U19W杯2023」の日本代表選手に選ばれた。7日に県庁を訪れ、高橋広樹教育長にメンバー入りを報告した。
小川選手は秋田市の城南中出身。身長187センチ、体重88キロ。ポジションはシューティングガード。昨年7月にスペインで行われたU17W杯に出場。チームは1勝6敗と振るわなかったものの、持ち味のスリーポイントシュートを計18本沈め、大会トップの成功率58・1%を記録した。
この日、小川選手は加藤和司校長と、男子バスケ部の齋藤仁監督と共に県庁を訪れ、高橋教育長に代表選手12人の中に選ばれたことを報告した。
小川選手は「U17W杯では自分のシュートが世界でも通用し、自信になった。年下だからと遠慮せず、自分のシュートでチームに勢いをつけたい」と決意を語った。
高橋教育長は「若さを全面に出し、大会を通して大きく成長してもらいたい」と激励した。
小川選手は14日から16日までの3日間、東京で行われる代表チームの強化合宿に参加し、16日からのスペイン合宿を経て開催地のハンガリーに入る。U19W杯(24日?7月2日)で日本は予選でブラジル、エジプト、セルビアと対戦する。
小川選手は8日午後、鶴岡市役所を表敬訪問。