2023年(令和5年) 08月29日(火)付紙面より
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つるおか麺フェス2023が27日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で開かれた。麺料理のテントやキッチンカーなど約50ブースが並び、訪れた多くの人が鶴岡の食文化を堪能した。
ユネスコ食文化創造都市の認定を受ける鶴岡市の食文化の魅力を再認識してもらおうと、鶴岡商工会議所青年部(尾川勝洋会長)が主催。2回目を迎える今回はクラフト店のブースを新たに設け、51店が会場に並んだ。
紅エビやアサリをふんだんに使ったラーメンやまぜそばなどの麺料理のほか、地元産の麦切りの販売も行われた。海鮮ラーメンを味わった佐藤希乙(きおと)君(5)=鶴岡市西荒屋=は「アサリがいっぱい入っていておいしい」と笑顔で頬張っていた。
また、大ホールでは、鶴岡市とともに食文化創造都市の認定を受ける大分県臼杵市との食文化ミーティングが開かれ、両市の高校生が食文化に関する活動の発表を行った。
加茂水産高の生徒はクロエビやトビウオなど低利用資源を活用したラーメンの開発について、庄内農業高の生徒は生産5年目を迎える庄農うどんを通じた地域活性化についてそれぞれ発表した。
2023年(令和5年) 08月29日(火)付紙面より
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酒田市と離島・飛島を結ぶ定期旅客船「とびしま」(253トン、定員230人)で行く庄内浜夕陽サンセットクルーズが26日、庄内沖で行われ、家族連れらが船上から日本海に沈む夕日を眺めるなど楽しんだ。
全日本空輸(ANA)あきんど庄内支店(前田誠支店長)とJR東日本庄内統括センター(所長・遠山浩一JR酒田駅長)が連携したおもてなしイベントの一環。「空と陸」の連携は今年3月に酒田―新潟駅間を運行する観光列車「海里
〈KAIRI〉」でも行われ、ANA客室乗務員(CA)「ANAブルーアンバサダー」らが乗客をもてなした。
今回のサンセットクルーズでは置賜地区で観光ツアーなどを企画・運営するアルカディア観光局とも連携。県内唯一の離島・飛島をPRするとともに、庄内と置賜の観光促進にもつなげようと企画した。
この日は県内外から親子連れら121人が参加。スタッフらも含め計約150人が乗船し、午後5時に酒田港の定期船ターミナルから出港。けん玉世界大会で優勝経験がある米国出身のニック・ギャラガーさん=長井市=による5連大皿や10連大皿といったけん玉パフォーマンスなど船上アトラクションを楽しみながら約1時間半にわたって庄内沖をクルーズ。同6時10分ごろに日本海に夕日が沈む間際になるとスマートフォンで景色を撮影したりするなど楽しんでいた。鶴岡市から家族で参加した菅原優空(ゆあ)君(4)は「船には初めて乗った。きれいな夕日が見られて楽しかった」と話していた。
2023年(令和5年) 08月29日(火)付紙面より
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本年度の鶴岡市温海地域青少年ボランティア養成講座が26日、同市木野俣の旧福栄小学校で行われた。温海中学校の生徒3人が木野俣地区で取り組まれている養蚕について学びながら、地域を盛り上げるボランティア活動について考えた。
青少年からボランティア活動への理解を深めてもらい、社会参画と地域貢献を考える機会を提供しようと鶴岡市教育委員会と市社会福祉協議会温海福祉センターの主催で実施している。本年度は温海地域の中学生と高校生5人が受講。今月5日に1回目が行われ、木野俣集落や同地区の地域おこし協力隊「木野俣いきいき隊」(五十嵐正直代表)の活動などを学んだ。
2回目の今回は「蚕を育てるお手伝いをしてみよう!」。木野俣いきいき隊メンバーをはじめ、旧福栄小校舎を活用して地区住民が取り組んでいる養蚕を知る内容で、温海中の2、3年生3人が参加した。
講師は養蚕飼育指導員の菅原久継さん(鶴岡市大岩川)が担当。初めに旧校舎内で飼育している生まれたての蚕の幼虫を観察した。中学生たちは菅原さんの「この幼虫は3日前にふ化したばかりで体長は0・5ミリもない。この1ケースに2万5000頭おり、桑の葉をたくさん食べて何回も脱皮し6センチほどまで成長する」といった説明を聞いた。
続いて座学が行われ、菅原さんが「近年特に注目されているのが『食べるシルク』。高たんぱく質で、成分は人の体とほぼ同じ。うどんやラーメンの麺に練り込む方法はすでに鶴岡市内で行われている。血糖値を下げるほか、少ない量でエネルギーを得られるなどさまざまな効果がある」と解説した。
その後、蚕のサナギを乾燥したものや、蚕の餌になる桑の葉のお茶や天ぷらを試食。温海中3年の五十嵐彩乃さん(15)は「サナギはエビやカニみたいな味がして、割とおいしくて驚いた」と話していた。