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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 08月01日(火)付紙面より

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小学生バレーボールクリニック アランマーレ選手が指導 レシーブ中心反復練習励む 酒田

 酒田市スポーツ少年団バレーボール専門部(武田正祐部長、加盟12団)が主催した「小学生バレーボールクリニック」が29日、市八幡体育館で行われ、Vリーグ女子1部に昇格した同市のプレステージ・インターナショナルアランマーレの選手・スタッフの指導で団員たちがレシーブ練習を中心に反復した。

 スポ少指導者の技術向上を図る講習会を兼ね、同専門部がアランマーレの協力、同市の日本海総合病院(橋爪英二病院長)、市の後援で2018年から毎年、夏休みに開催している。7回目のこの日は酒田、遊佐両市町の全団から団員約130人と指導者が参加した。

 アランマーレと同病院が贈ったチームカラー「オレンジ」の特製Tシャツを着た団員・指導者は体をほぐした後、レシーブを中心に練習。選手・スタッフから「レシーブは土台とタイミングが大事。足幅を広く取り、きれいなフォームを作ってタイミングを合わせるように」と指導を受けた団員は何度も繰り返していた。

 団員たちはミニゲームやサイン会で憧れの選手たちと交流。八幡スポ少の阿曽菜奈子主将(11)=八幡5年=は「分かりやすく教えてもらえたので、かなり勉強になった。アランマーレの皆さんはすごくかっこいい。これからも頑張ってほしい」と話した。

アランマーレの選手・スタッフの指導で技術習得を図る団員たち
アランマーレの選手・スタッフの指導で技術習得を図る団員たち


2023年(令和5年) 07月30日(日)付紙面より

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数学「自由進度学習」高校の学び先取り 小6と保護者 200組超参加 「致道館中学校」初の説明会

 鶴岡市に2024年4月に開校する県立致道館中学校の学校説明会が29日午前、同校の校舎となる県立鶴岡北高校で始まった。致道館中学の第1期生となる小学6年生と保護者を対象にした説明会で30日にかけて開かれる。実際に中学受験する児童を対象とした説明は初めて。来春開校の同中学での教育の特色などについて致道館中学・高校開校準備室の担当者が説明した。99人を定員とする初の致道館中学の入試は約5カ月後の来年1月6日(土)に行われる。

 同市の鶴岡南と鶴岡北の両県立高校を統合し、新設の県立中学校を併設して来春、中高一貫の致道館中学・高校が開校する。鶴岡南が致道館高校の校舎となる。県立の中高一貫校は東根市に16年4月に開校した東桜学館中学・高校以来、県内2校目となる。

 致道館中学の説明会は29日の午前と午後、30日午前の3回に分けて実施。庄内地域をはじめ内陸地方や県外の児童と保護者合わせて200組超、400人程度の参加申し込みがあった。このうち29日午前の1回目には約130人の児童・保護者が参加した。

 開校準備室からは授業時間は高校と同じ55分で毎日6校時あることや、教科ごとに専用の教室で授業を受けること、数学と英語の時間数が標準より多く、特に数学はそれぞれの学習速度で学びを深める「自由進度学習」を取り入れたり、高校の学習内容を先取りした教育課程となることなどが説明された。部活動は週3日程度とし、土日曜は行わない。平日の残り2日は、教員による学習カウンセリングなどを予定している。

 中学の授業料は無料となるが、給食費やテキスト代、研修旅行の積み立てなど諸経費は東桜学館中学と同程度の年間24万円ほどを見込み、「市町村立中学より少し高め」と説明した。質疑応答で保護者からは、特色としている探究学習やグローバル教育の具体的な内容、他の中学との部活動の連携、配置される教員数などについて質問があった。後半の保護者のみ対象の説明の間、児童たちは校舎見学をした。

 参加した鶴岡市の女子児童は「みんなと同じ中学校に行きたい気持ちもあるし、受験して新しい中学校に入学したい気持ちもある」、母親は「“だめもと”で受験させてみます」と話した。姉が鶴岡南高1年という同市の男子児童は「5年生のときから塾に通っている。合格してお姉ちゃんと同じ中学・高校の生徒になりたい。自分の小学校は受験する友達が多くいる」と話した。致道館中学の入学者選抜説明会は9月16、17日、願書受け付けは11月27日―12月1日に、いずれも鶴岡北高で行われる。

受験生となる児童も対象に初めて開かれた致道館中学の学校説明会=29日午前、鶴岡北高
受験生となる児童も対象に初めて開かれた致道館中学の学校説明会=29日午前、鶴岡北高


2023年(令和5年) 07月30日(日)付紙面より

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名寄市訪れサッカー交流 藤島と羽黒スポ少合同チーム 鶴岡市

 鶴岡市の藤島・羽黒両地域の少年サッカー合同チームが31日から8月3日までの4日間、鶴岡市と姉妹都市の盟約を結ぶ北海道名寄市を訪問し、地元の小学生チームと交流試合に臨む。

 明治33年、当時の東栄村・添川集落(現・鶴岡市)の開拓団が、名寄市曙地区でくわを入れ、現在の礎を築いた。これを縁に鶴岡市(旧藤島町)と名寄市が1996年に姉妹都市の盟約を結んだ。これまで両市の小学生が相互訪問し、剣道やサッカーの交流試合を通して友情の絆を深めている。

 今回、名寄市を訪問するのは「ふじしまジュニアサッカークラブ」と「羽黒サッカースポ少」に所属する小学3―5年生合わせて15人。大人3人が引率する。

 一行18人は31日夕、空路で名寄市に到着後、加藤剛士市長を表敬訪問。歓迎パーティーに参加する。1日は「名寄ピヤシリサッカー少年団」と交流試合(4?5試合)を行うほか、開拓地の曙地区にある「山形神社」を参拝する。2日は旭山動物園を見学、3日に鶴岡へ戻る。

 訪問を前に28日、子どもたち15人が鶴岡市の皆川治市長を表敬訪問し「名寄市の小学生と仲良く交流したい」と抱負を語った。

 皆川市長は「12年に1度の卯(う)歳御縁年を迎えた出羽三山やクラゲの加茂水族館、おいしいお米など鶴岡市の魅力を伝えてください」と子どもたちに呼び掛けた。

 ふじしまジュニアサッカークラブの石川航太君(藤島小5年)は「今から名寄市に行くのが楽しみ。サッカーを通して友情を深めます」と元気に話した。

 【名寄市】 北海道の道北、稚内市と旭川市の中間に位置する。人口は約2万6000人。もち米やアスパラガス、寒暖差を生かしたカボチャの産地として知られる。

名寄市訪問を前に、鶴岡市を表敬した藤島・羽黒サッカースポ少の子どもたち
名寄市訪問を前に、鶴岡市を表敬した藤島・羽黒サッカースポ少の子どもたち



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