2019年(令和1年) 06月01日(土)付紙面より
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鶴岡市のくしびき南部保育園(五十嵐真弓園長)の年長児と保護者が31日、親子遠足の一環で酒田市の酒田海上保安部(辰巳屋誠部長)を訪問、海保業務の一端に触れた。
酒田海保は、管内在住者から業務への理解を深めてもらおうと随時、体験学習会を受け入れている。同保育園児と保護者の訪問は昨年に続き3回目。この日は海上保安庁制定「海洋環境保全推進月間」(6月)の活動の一環としても実施し、親子11組計22人と引率保育士が訪れた。
体験メニューは、酒田港東埠頭(ふとう)に停泊している巡視艇「べにばな」の船内見学、同埠頭東屋での環境紙芝居上演の2本立て。紙芝居上演では、酒田海保警備救難課の三浦善成さんが「うみがめマリンの大冒険」を紹介。餌となるクラゲと間違い、ごみのビニール袋を食べてしまったウミガメと海上保安官の交流を通して海洋環境保全の大切さを目と耳に訴える内容で、三浦さんは「これからも海で遊べるよう、きれいにしよう」「ごみは必ずごみ箱に」と呼び掛けた。
酒田海保管理課の村上政昭課長は「このような体験を通し、海や船、海上保安官に憧れを持ってもらえたら」と話した。
2019年(令和1年) 05月31日(金)付紙面より
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鶴岡市の養蚕業再興に向けた養蚕環境整備実証事業で、同市木野俣の旧福栄小学校校舎内の養蚕室で春蚕約2万5000頭の飼育が始まった。28日はふ化したばかりの体長1―2ミリの蚕への餌やり初日。6月下旬ごろに繭を作り始めるまで、餌やりや温度管理などの世話が続くという。
絹産業の文化を保存伝承する「鶴岡シルクタウンプロジェクト」の一環で行われ、旧福栄小では昨年秋の約6500頭に続き、2回目の養蚕。
今回は、福島県の蚕種製造所から蚕卵が27日に木野俣へ到着。日本種「春嶺」と支那種「鐘月」の1代交雑種で収繭量も期待できるという。桑の葉の粉末などを配合した人工飼料も取り寄せ、28日にふ化したばかりの蚕たちに与えた。
今年春から市の委託を受けて飼育に当たる福栄養蚕振興会(五十嵐正直会長)の飼育技術担当・菅原久継さん(66)は「初日の食いつき具合も元気いい」と一安心。「蚕の病気にまず注意を払い、良質な繭を提供したい。食品や化粧品への活用、研究機関とのマッチングなど今後やりたいことはたくさん」と期待を込めた。
2万5000頭のうち、約5000頭は、繭になる前の6月上旬に一般市民や小学校などを対象にした蚕飼育体験用として配布されるほか、松ケ岡開墾場の3番蚕室の展示室にも展示されるという。飼育体験は市政策企画課=電0235(25)2111、内線525=で6月3日(月)まで受け付け中。
2019年(令和1年) 05月31日(金)付紙面より
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6月1日に鶴岡市大宝寺町の囲碁サロン鶴岡で開催される第43回囲碁初段位獲得戦(荘内日報社主催、日本棋院鶴岡・同酒田両支部主管)に、日本棋院鶴岡支部から初めて女性2人が参戦する。同支部では「支部会員たちの中で明るい話題になっている。囲碁を楽しむ女性がもっと増えてほしい」と話している。
出場するのは朝暘四小5年の上野友生奈(ゆいな)さん(10)=3級、鶴岡市田川=と、成澤昭子さん(76)=1級、鶴岡市海老島町=の2人。上野さんは幼児のころから、鶴岡支部幹事長で祖父の三浦一男さんや会員の佐藤竹彦さんから囲碁で遊んでもらいながらルールを学び親しんでいた。昨夏に囲碁サロン鶴岡で開かれたプロ棋士指導碁会に参加し、日本棋院東京本院所属の女流棋士・渋澤真知子さんから指導を受け、本格的に囲碁を始めた。三浦幹事長と一緒に週1回サロンに通い、年配者が多い会員のアイドル的存在。
成澤さんは囲碁を初めて十数年。「夫に囲碁を習ったが、夫はもっぱら将棋、私は囲碁」と笑う。鶴岡支部には昨年に入会。今年は学区対抗囲碁大会などにも参加した。サロンには週2、3度訪れ、孫のような上野さんと対局を楽しむことも。
上野さんは6月9日に山形市で開かれる少年少女囲碁大会県予選にも参戦予定。上野さんは「囲碁で勝つとやっぱりうれしい。大会は緊張すると思うけど頑張りたい」と話した。
鶴岡支部は日本棋院の中で会員数が全国で5番目に多い156人(4月現在)。うち女性は5人。三浦幹事長は「入門講座も開催しており、参加した女性たちが会員になる予定もある。女性会員が増えることで支部も盛り上がる」と語っていた。