2023年(令和5年) 4月25日(火)付紙面より
ツイート
世界中で愛されているペンギンアニメ・ピングーの生誕40周年記念展が鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで開かれている。
ピングーはスイスの映像作家・オットマー・グットマンによって生み出されたコマ撮りアニメで、南極にすむコウテイペンギンの男の子「ピングー」とその家族を描いた物語。放映権を持つソニー・クリエイティブプロダクツ(東京)などがつくるピングー展実行委員会(飯塚了子代表)が2020年から全国を巡回し、ピングー展を開いている。
初日の22日はピングーと妹のピンガが来場者をお出迎え。エントランスには高さ約2メートル、幅約3メートルの巨大ピングーが飾られた。
展示したのは実際にアニメで使われた粘土人形や日本初公開の原画、絵コンテなど約400点。伸び縮んだり羽ばたいたり躍動感あふれるシーンを表現した人形や製作過程動画、ピングー豆知識なども公開され、訪れた人は一点一点じっくり見入っていた。
展示は5月28日(日)まで。期間中、フィギュアやトートバッグなど展覧会限定グッズの販売も行われる。
また4月30日(日)、5月14日(日)には学芸員のギャラリートークを開催。時間は午前10時と午後2時から。要予約で定員は各回先着10人。5月20日(土)にはピングーとピンガが再び登場し来場者を出迎える。時間は午前10時と午後2時から。問い合わせはアートフォーラム=電0235(29)0260=へ。