2025年(令和7年) 3月30日(日)付紙面より
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鶴岡市の致道館高校(遠田達浩校長)と山形大学農学部(渡部徹学部長)が27日、教育連携の協定を結んだ。相互教育の活性化を図り、社会に貢献する人材育成を目指す。
この日、致道館高校で行われた締結式では遠田校長と渡部学部長が協定書にサインし、固い握手を交わした。遠田校長は「今日、このように協定を結びとてもうれしく思う。中高一貫校として高校生のほかに中学生にも教育活動の幅を広げていきたい」、渡部学部長は「地域の生徒に大学の知見を提供し、お互いウィンウィンの協力関係を築いていきたい」とそれぞれあいさつした。
山大農学部と致道館高校は新年度から探究学習を柱に教育活動を積極的に展開。中でも「致道ゼミ」では大学側が高校2年生を受け入れ、教員と山大生との研究体験を通して科学技術の分野を目指す人材育成を図る。今後は海外留学生との国際交流も視野に入れる。