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荘内日報ニュース


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2017年(平成29年) 1月17日(火)付け紙面より

冷水に耐え身体堅固など祈願

 庄内町千河原の八幡神社(伊藤豊宮司)で15日、伝統行事の「やや祭り」が行われた。上半身裸の男の子たちが厳寒の中で冷水を浴びながら、無病息災や身体堅固を願った。

 やや祭りは、安産の神様を祭る同神社の歳越祭の異称。弥生時代に在位した第15代応神天皇の皇子・大山守命(おおやまもりのみこと)が跡継ぎの争いで悪臣に追われ、千河原の妊婦にかくまってもらった際に「私は死んでも神となっておまえたちの身を守る。難産のときは私の名前を唱えよ」と言い残した伝説が起源とされる。

 祭りの名前の由来は、若者が手にしたわらで互いにたたき合った風習の掛け声が「ヤー、ヤー」だったという説や、子どもを示す京都なまりの「やや」が元など諸説ある。

 祭りの主役は地元の男の子たち。今回は5歳児から小学4年生までの男子7人と、社名旗持ちとして千河原地区の会社員、渡会竜輝さん(21)が参加した。今年は大雪となり、時折ふぶく冬の祭りらしい天候となった。午後1時すぎに大勢のアマチュアカメラマンや見物客、家族が見守る中、「けんだい」と呼ばれる腰みの、さらしを身に着け、頭に白い鉢巻きを締めた子どもたちが境内に設置された祭壇前に並んだ。

 1人ずつ両手にろうそくを持ち、神社社務所前に設置された特設舞台に上がると、白装束の大人がおけでくんだ冷水を勢いよく浴びせた。身を切るような冷たさに、子どもたちは頬や背中を真っ赤にしながら歯を食いしばって耐えていた。その後、集落内を練り歩き同神社に参拝した。

 今年で5回目の参加という金子清太朗君(10)=余目三小4年=は「寒かったけど、地域の伝統を守ろうと頑張った。今年も健康で元気に過ごせるようお祈りした」と話していた。

上半身裸の男の子たちが冷水を浴びて無病息災などを祈願した
上半身裸の男の子たちが冷水を浴びて無病息災などを祈願した



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