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2024年(令和6年) 3月16日(土)付紙面より

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三川町の良さ 魅力発信 活躍する若者紹介 「来夢来人」冊子制作 盛り上げへ“頑張る姿” 写真とコメントでつづる

 三川町の中高生ボランティアサークル来夢来人(らいむらいと)」=片桐愛夢代表(酒田南高校2年)=のメンバーが、町内で活躍する若者を紹介した冊子を作った。地域づくりについて関心を持ってもらうことが目的。60部作成し、今月末まで町内の小中学校に配布する。

 冊子はB5版20ページのオールカラー。タイトルに名付けた「VOLO!(ウォロ)」はラテン語で「自ら望む」「願い出る」という意味があり「ボランティア」の語源になったという。

 内容は赤川河口でクリーン作戦を行ったり、小児がん患者を支援する「山形レモネードスタンドプロジェクト」に参加してきた「来夢来人」の活動紹介を皮切りに▽青年サークル「青友(せいゆう)」▽JA庄内たがわ青年部▽「菜の花むすめ」―の3団体をピックアップした。

 今年37年目を迎える「青友」は三川町の若者が夏のイベント「納涼祭」に縁日出店し、町民との交流を図っている。農家の青年23人で組織するJA庄内たがわ青年部は、みかわ保育園・幼稚園を訪れ「もちつき体験」を通して子どもたちとふれあいを深めている。

 例年18歳以上の女性3~5人で構成する「菜の花むすめ」は、三川町の観光親善大使として首都圏の物産展などに参加し、三川の良さを発信。それぞれの団体が地域を盛り上げようと頑張っている姿を活動写真や代表者のコメントを掲載して伝えた。

 代表の片桐さんは「冊子を通して少しでも三川で活躍する人たちを知ってもらえればうれしい。メンバーのみんなと楽しく制作し、いい紙面に仕上がったと思う」と笑顔を見せた。

 この春、東北公益文科大学に進学する松澤稜さん(鶴岡中央高3年)は「中学1年生の時から6年間、来夢来人で活動してきたが、とても楽しかった。大学に進んでからもボランティアは続けていきたい」と話した。

 冊子制作は県の「次世代の地域づくり中核人材育成事業」を活用した。町内小中学校へ配布するほか、子育て交流施設「テオトル」に閲覧コーナーを設け誰でも自由に見ることができる。

仕上がった冊子「VOLO」を三川中の橘正敏校長に手渡す「来夢来人」の代表メンバー=12日、三川中
仕上がった冊子「VOLO」を三川中の橘正敏校長に手渡す「来夢来人」の代表メンバー=12日、三川中



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