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2025年(令和7年) 3月29日(土)付紙面より

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「湯殿の山塩チャーシューメン」 4月6日から産直あさひ・グーで提供 ミネラル豊富な「塩水」をスープベースに

 あさひむら特産品開発協議会(宮崎正会長)とあさひ村直売施設管理運営組合(渡部一弘組合長)は、源泉から湧き出るミネラル豊富な「塩水」をスープベースにしたラーメンを開発した。名付けて「湯殿の山塩チャーシューメン」。4月6日から鶴岡市下名川の産直あさひ・グーで提供を始める。

 協議会では鶴岡市熊出の「かたくり温泉」から湧出するミネラル分が豊富な塩に着目。これまで精製した「ゆどのの山塩」を商品開発し販売している。今回のラーメンはその取り組みの一つ。塩として結晶になる前の「温泉塩」にこだわり昨年8月から産直あさひ・グーの食堂部門と試行錯誤を繰り返してきた。

 湯殿の山塩チャーシューメンは、塩分濃度14%の「温泉塩」を野菜や鶏ガラなどと合わせてスープを作りまろやかな味に仕上げた。チャーシューは庄内豚を使用。遊佐町産のしな竹や朝日地区産のホウレンソウとネギをトッピングした。

 27日に産直あさひ・グーで行われた試食会に参加した関係者からは「海の塩と比べてやさしい味」「山塩の特色を生かしている」「太麺がモチモチとしていい」と感想を話した。朝日地域のラーメン店「成華」と食堂「月山軒」でもかたくり温泉の「温泉塩」を使った新メニュー作りを進めている。

 宮崎会長は「温泉の源泉に含まれた塩分をそのまま使ったラーメンは全国的に珍しいと思う。朝日の名物メニューに成長するよう期待したい」と語った。

 1日20食限定で価格は850円(税込み)。初日の6日は午前10時半から産直あさひ・グーの食堂コーナーで提供する。問い合わせはグー=電0235(58)1455=へ。

「食べる温泉」をテーマに開発した湯殿の山塩チャーシューメン
「食べる温泉」をテーマに開発した湯殿の山塩チャーシューメン



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