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2022年(令和4年) 2月6日(日)付け紙面より

鶴岡・ふるさとむら宝谷運営管理組合 ふるさとづくり大賞 総務大臣表彰に輝く 地元産そば活用した地域おこし

 地元産のそばを活用した地域おこし活動に取り組む鶴岡市櫛引地域のふるさとむら宝谷運営管理組合(本間与一組合長)が、地域活性化に貢献した団体や個人に贈られる総務省の本年度「ふるさとづくり大賞」総務大臣表彰に選ばれた。本間組合長(68)は「地区全体で力を合わせて取り組んできた活動が評価され、とてもうれしい。これを機に、宝谷そばを全国に広がるブランドとして発信したい」と喜びを語った。14日にオンライン表彰式が行われる。

 ふるさとづくり大賞は、1983(昭和58)年度に「地域づくり総務大臣表彰」として創設。本年度は全国の20団体4個人が選ばれた。昨年度までに1149団体・個人が受賞している。

 ふるさとむら宝谷運営管理組合は97年の設立で、地区の全26世帯が加入している。宿泊もできる農業体験学習等活動施設「ふるさとむら宝谷」を地域一体となって運営し、春から秋までの週末を中心に手打ちそばを提供。現在は、地区名にちなんで名付けた県の新品種「でわ宝」を全面栽培し、香り高く甘みの強いそばを育んでいる。各種イベントも企画し、県内外から宝谷そばを味わいに年間約5000人が訪れている。

 受賞決定に本間組合長は「歴代の組合長はじめ地区全体で25年間積み上げてきた宝谷のそば作りが認められ、ありがたい。そば打ちには85歳前後のベテランの住民4人も現役で頑張っている。高台にある地区から庄内平野を見渡せる景観とともに、この宝谷そばをもっと全国に発信したい」と話した。

地元産そばを核に地域活性化に取り組む宝谷地区。秋の「新そばまつり」には例年、県内外から多くの宝谷そばファンが訪れる
地元産そばを核に地域活性化に取り組む宝谷地区。秋の「新そばまつり」には例年、県内外から多くの宝谷そばファンが訪れる


2022年(令和4年) 2月6日(日)付け紙面より

《ひと》食の大切さ 人生観つづる

「この村で暮らして」自費出版
長南 光(みつ)さん

 昭和の古き良き時代の思い出や食の大切さをつづった本「この村で暮らして」を自費出版した。

 1949年、櫛引町西荒屋(現鶴岡市)生まれ。中学卒業後、実家の農業を継いだ。稲作と果樹が中心。家族で食べる野菜も作った。

 結婚後、間もなくして病気を患った母親を介護する日々が続いた。「1泊2日の旅行もできませんでしたね」と振り返る。

 農家のかたわら、自宅で娘と民宿を経営。在来野菜や旬の食材を提供する農家レストラン「知憩軒(ちけいけん)」をオープンした。来年、20年の節目を迎える。これまで多くの人たちとの出会いが生まれた。

 70歳をすぎ「大それたことではありませんが私自身の人生観というものを書きとめたくて」と原稿に向かった。昨年1月、6歳年上の姉が急逝。「元気だったのに突然でした。本当に命ははかないものだと思いました」。あらためて「命」と向き合い「心に思ったことは成し遂げよう」という思いを強くした。

 本には、幼少時代や家族との思い出、懐かしい風景などの写真も数多く掲載した。暮らしの知恵と衣食住をテーマに記憶を思い出しながらペンを走らせた。農村通信に投稿した作品も載せた。

 「生活習慣病にストレス、アトピーだってそう。すべて食が密接に関わっています。夏は太陽の光をいっぱい浴びて育った夏野菜、秋から冬は体を温める根菜類など。簡単、便利、スピードを追い求める現代の食生活ではなく、その季節の旬のものを頂くことが大切だと思います」と繰り返す。

 新型コロナウイルスの影響もあるが、冬期間は休業中。3月1日から店を再開する予定だ。

 「お店を通じて、いろんな人たちから教わったし、育てていただいた。ちょっとした喜びも幸せに感じる。それが一番大切なのかなーと思っています」。

 これまでの人生を自己採点すると、の質問には「いまが幸せだから100点近くあげてもいいんじゃないかな」とほほ笑んだ。

 本は1500部作成。知り合いやお世話になった人たちに配ったりしている。今のところ書店には置いていない。3月の再開と同時に、店には出す。希望があれば直接電話で。73歳。

画像(JPEG)



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