2025年(令和7年) 3月2日(日)付紙面より
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鶴岡市の観光大使を務める演歌歌手、北岡ひろしさんのディナーショー「ふるさとに歌う」が2月23日、東京第一ホテル鶴岡で開かれた。同じく観光大使を務める後輩の小野寺陽介さん、佐藤善人さんも出演し、ステージを盛り上げた。
北岡さんは1967年、鶴岡市生まれ。84年にデビューし、91年から「北岡ひろし」と芸名を改め、活躍している。同市と友好都市の東京都江戸川区でも、区民らが出演する「歌と舞踊の祭典」を開いており、歌で友好を取り持っている。
郷里で行うディナーショーは約1年半ぶり。酒田市在住の司会者・高橋弘哉さんの名調子で登場した北岡さんは円熟味を増した歌声で「不滅の愛」や「雨の鶴岡」「雪の降るまちを」などを披露。さらにシャンソンの名曲「愛の讃歌」を高らかに歌い上げた。
トークでは「最近化粧の乗りが良くなかったけど、ホテルの温泉につかったら肌がツルツルになった」と話し、「デビューして41周年を迎えた。これからも故郷を大事にしながら歌い続けていきます」と決意を語った。
最後に、ショーの冒頭でも披露したデビュー40周年記念曲「御宿・曳(ひ)き舟」を出演者全員でにぎやかに踊りながら歌い、お開きとした。