2023年(令和5年) 5月2日(火)付紙面より
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「第6回月の山よさこい祭り」が30日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で行われた。県内と東北各地から参加したよさこいチームが躍動感あふれる踊りを披露した。
月の山よさこい祭りは鶴岡市の団体「上々連黄金の舞」の結成15周年を記念した2019年に「郷土を愛する祭りの輪を広げていこう」と実行委員会(和田力実行委員長)を組織して初めて開いた。
この日は鶴岡市大塚町を拠点に活動する「舞承連(ぶしょうれん)」や、鶴岡を中心に幅広い年代で組織する「百凛花(ひゃくりんか)」、鶴岡第五学区コミュニティセンターで練習を重ねている「群青」など地元庄内をはじめ県内8チーム、山形県初上陸となる「神崋夜(かぐや)」など秋田、岩手、宮城の県外8チームの合わせて16チームが出演した。祭りのテーマはコロナ禍でこの3年間、中止を余儀なくされてきただけに再起動をかけて「祭祈道」とした。
ステージに登場した各団体は威勢のいい掛け声を合わせ、エネルギッシュな舞台を繰り広げた。会場にはよさこいファンや芸能愛好者が訪れ、各団体の発表が終わるたび大きな拍手を送っていた。