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2023年(令和5年) 8月11日(金)付紙面より

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だだちゃ豆 たくさん食べて 地元・大泉保育園にプレゼント JA鶴岡青年部大泉

 JA鶴岡青年部大泉支部(松浦雄太支部長)は9日、鶴岡市の大泉保育園(白幡昭平園長、園児99人)にだだちゃ豆(早生白山)5キロを贈った。松浦支部長や支部員たちが園児たちに旬の味を届け、「大泉地区で採れたおいしいだだちゃ豆をたくさん食べてください」と呼び掛けた。

 同支部は鶴岡市大泉地区の若手農業者で構成しており、メンバーの多くが枝豆作りに取り組んでいる。丹精込めて育てた枝豆を食べて夏を元気に過ごしてもらうとともに、地域農業への関心を高めてもらおうと毎年、保育園や高齢者施設など市内の福祉施設に枝豆を贈っている。

 寄贈式は同保育園で行われ、支部員5人が来園。出迎えた年長組と年中組の園児30人余りに、枝豆のかぶり物を身に着けた松浦支部長が「皆さん、だだちゃ豆は好きですか? おいしいだだちゃ豆をたくさん食べてください」と呼び掛けた。園児代表が支部員たちからだだちゃ豆5袋を受け取った後、全員で「ありがとうございました」と元気良くあいさつした。

 年長組の大屋柚乃ちゃん(5)は「だだちゃ豆は大好き。白山のおばあちゃんからもらって家でもたくさん食べた。今日もらっただだちゃ豆もたくさん食べたい」と笑顔で話していた。

 午後3時のおやつで園児たちにゆでたてのだだちゃ豆が振る舞われた。

JA鶴岡青年部大泉支部メンバーが園児たちに旬のだだちゃ豆をプレゼント
JA鶴岡青年部大泉支部メンバーが園児たちに旬のだだちゃ豆をプレゼント


2023年(令和5年) 8月11日(金)付紙面より

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先輩から後輩へ 伝統の踊り成果披露 「大西町みかぐら隊」 福祉施設に元気届ける 鶴岡

 鶴岡市大西町の女子児童・生徒でつくる「大西町みかぐら隊」が9日、市内の老人福祉施設2カ所を慰問した。小学生から高校生までの女子15人が訪れ、稲作の田植えから収穫するまでを表現した「みかぐら」を踊った。

 大西町には地域の財産として受け継いでいる踊り「みかぐら」がある。朝六小が開校したころ、当時の教諭が始めた「みかぐらクラブ」が学区の町内会へと広がった。しかし、近年は時代の移り変わりと少子化が進み、今でも活動を続けているのは大西町内会だけ。現在は小学5、6年生の小学生と中高生の女子合わせて約30人が伝統の踊りを守り続けている。

 みかぐら隊は例年、夏休みになると午前6時から2時間の練習(1週間)に入る。女子高生がコーチとなり初めて覚える小学生を丁寧に指導。先輩から後輩へ受け継ぐ「地域教育」としても取り組んでいる。練習を重ねた子どもたちは8月上旬に大西町の公園で行われる夏祭り(盆踊り)で成果を披露。2009年からは福祉施設を慰問し高齢者とふれあいを深めている。コロナ禍以降、慰問活動は中止となっていたが今回、4年ぶりに「再開」した。

 この日は、みかぐら隊のメンバーのほか、保存会の渋谷良会長(66)らが付き添い、JA鶴岡げんき館デイサービスセンター(鶴岡市青龍寺)とニチイケアセンター鶴岡(若葉町)を巡回慰問した。

 このうち、げんき館では法被姿の子どもたちが伝統のみかぐらを元気に踊りホールに集まったお年寄りを楽しませた。

 今回の慰問を最後に「引退」となる高校三年生の高橋愛佳さん(18)は「小学生のころは、みかぐらの振り付けを覚えるのが大変だった思い出がある。今日は8年間分の思いを込めて踊ることができた。大人になっても『みかぐら隊』の活動をバックアップしていきたい」と笑顔で話した。

 大西町みかぐら保存会の渋谷会長は「少子化が進むにつれて、隊の活動はますます重要性を増してくると思う。特に慰問活動は、踊りの発表だけでなくお年寄りと直接触れ合うことで、いたわりと思いやりの心を育んでいる。これからも子どもたちの活動を応援していきたい」と話した。

威勢よく「みかぐら」を踊る大西町の子どもたち=JA鶴岡げんき館で
威勢よく「みかぐら」を踊る大西町の子どもたち=JA鶴岡げんき館で



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