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2017年(平成29年) 2月14日(火)付紙面より

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鶴岡銀座で「本の楽市楽座」 楽しいイベント魅力語り合う

 鶴岡銀座通り商店街の鶴岡銀座セントルで11日、本を楽しむイベント「本の楽市楽座@鶴岡銀座 バレンタインバージョン」が開かれた。県内外から集まった“本の虫”たちが、一箱古本市や朗読ライブ、読書会などを楽しんだ。

 イベントは昨年10月に鶴岡銀座商店街振興組合と共催で行った「本の楽市楽座」に出店したグループなどでつくった「グループ本の虫」(代表・菊池俊一山形大農学部准教授)が、本と読書を通じたまちづくりを進めようと開催。

 会場では県外から集まった7団体による古本市をはじめ、「茨木のり子への恋文」の著者・戸村雅子さんのミニトークと詩の朗読ライブ、「本で人とつながる」をテーマにした読書会「まちライブラリー 私が好きな恋愛小説」などさまざまなイベントが繰り広げられ、多くの読書好きや親子連れでにぎわった。

 このうち読書会「まちライブラリー」には市内外から集まった約10人の男女が自分の好きな恋愛小説を持ち寄り、面白さを発表。山形市で長く読書会を続けている団体「ひまひま」のメンバーがファシリテーターを務めた。参加者たちは「映画や漫画を見ている気分ですいすい読める」「読後感が最高」「青春時代を思い出す」などとお薦めの本の魅力を思い思いに語り合っていた。
           

多くの人でにぎわった一箱古本市
多くの人でにぎわった一箱古本市



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