2023年(令和5年) 4月23日(日)付紙面より
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鶴岡市羽黒町川代のスタジオセディック庄内オープンセット(OS)が22日、今シーズンの営業を始めた。県内外からの来場客がセットを巡り、映画の世界に浸った。
庄内OSは全長約2キロ、東京ドーム20個分に値する88ヘクタールという敷地面積日本一の撮影所。商家屋敷や伝馬屋敷がある漁村エリア、棚田の田園風景が広がる農村エリア、約40軒の町家が並ぶ宿場町エリア、民家や水車小屋などが再現された山間集落エリアなどがある。
初日のこの日は天候にも恵まれ、映画の風景を求めて訪れたコスプレイヤーや家族連れでにぎわった。パンフレットを見て足を運んだという神奈川県の赤岩日出海さん(65)は「知っている映画のセットが見られて良かった。山形に来るのは初めてだがいい思い出になった」と話した。
入場料は一般1300円、小学生900円(いずれも税込み)。時間は午前9時―午後5時(10月以降は同4時)。開園期間は11月中旬までの予定。問い合わせは庄内OSを運営するM&N CO=電0235(62)4299=へ。