2022年(令和4年) 6月30日(木)付紙面より
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鶴岡市羽黒町手向地区に昨年オープンした「随神門前ポケットパーク」で25日、地区の名産品などを集めた「手向門前市」が開かれ、観光客や地域民など約300人が訪れ、にぎわった。
ポケットパークはバリアフリートイレやバスの待合室、広場、観光情報コーナーなどが一体となった施設で、昨年4月にオープンした。門前市は、ポケットパークのPRと手向地区のにぎわいづくりを目的に、羽黒庁舎総務企画課内にある出羽三山魅力発信協議会と手向地区自治振興会が共催し、今回初めて企画した。
出羽三山神社の斎館や菓子店、作業所など手向地区の店舗を中心に、焼き鳥やギョーザのキッチンカーなどが集合。ごま豆腐やようかん、シフォンケーキ、山菜の水煮などのほか、木工製品やエコバッグなどの手作り品などを販売した。中には午前10時の開店早々に売り切れてしまい、追加の入荷を待つ品物もあった。
広場では輪投げやストラックアウト、金魚すくい、シャボン玉など子どもからお年寄りまで楽しめるコーナーもあり、サービスの麦茶で喉を潤しながら、夏のひとときを楽しんでいた。