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2023年(令和5年) 6月30日(金)付紙面より

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「ごろごろ」「かちかち」体で表現 コンテンポラリーダンスに櫛引東小児童挑戦 不器用・苦手は関係なし楽しければOK!!

 鶴岡市立櫛引東小学校(芳賀恵美校長、児童76人)で28日、ダンスアウトリーチ(出張ワークショップ)が行われた。関東圏を中心に活動する舞台芸術団体「山猫団」(長与江里奈代表)が講師となり、振り付けや表現にこだわらない踊りの楽しさを児童たちが学んだ。

 山猫団は2013年に結成。ダンサーや音楽家、画家、写真家などで構成し、イラスト・ダンス・音楽・芝居まで、全て自家製の舞台をつくり上げている。また、ダンスと音楽、美術を混ぜたワークショップを全国各地の小中高校、大学、特別支援学校などで展開している。今回は7月2日に鶴岡市で行うダンス公演に合わせ、主催者の荘銀タクト鶴岡が出張ワークショップを企画した。

 同校体育館で行われたワークショップには4?6年生が参加。このうち5年生は14人が、長与代表(48)とダンサーの鈴木綾香さん(35)、音楽家の北園優さん(37)の3人からダンスを教わった。長与代表は「今日は誰でもできるダンスをしましょう。不器用、苦手は関係なく楽しく踊ることが大事」と呼び掛け、鈴木さんと一緒に動きが決まっていないダンスを披露した。

 児童たちに伝えたのは振り付けや表現方法が定まっていない「コンテンポラリーダンス」という踊り。長与代表は「ダンスはどんな形でも良い。動きが思い付かなければ表情や体のしぐさで『思い付かないダンス』をしよう」と説明した。

 準備運動は、北園さんのピアノ演奏と“お題”に合わせ、音が鳴っている間は動き、演奏が止まると動きを止めるもの。北園さんが「ごろごろ!」「かちかち!」とお題を出すと、児童たちは思い思いに体を動かし独特の表現を見せていた。

 続いて2人一組となり、静止している相手に触れると静止役を交代する「静」と「動」によるダンスに挑戦した。秋山莉冴さん(10)は「こんな体の動かし方をしたのは初めてだがとても楽しかった。ダンスをしているうちに不思議な気持ちになった」と話していた。

 山猫団のダンス公演「踊りの為に」は7月2日(日)午後2時から(午後1時半開場)、荘銀タクト鶴岡で。全席自由で一般1500円、学生(25歳以下、要学生証)500円。チケットは荘銀タクト鶴岡で取り扱っている。公演終了後のステージでもダンスワークショップが開かれる。対象は小学生以上で先着20人。参加費は500円(公演チケット別)。申し込みは荘銀タクト鶴岡のホームページまたは窓口で。

児童たちが思い思いに体を動かし自由なダンスに挑戦
児童たちが思い思いに体を動かし自由なダンスに挑戦



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