2022年(令和4年) 5月4日(水)付紙面より
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遊佐町富岡で2日、田植えが始まった。近くの農家グループ「富岡ダイコク」(佐藤充代表)のメンバーら5人が、8条植えの田植え機を使って作業。真っ白な残雪と黒い山肌のコントラストが鮮やかな鳥海山に見守られながら、15センチほどに育った「つや姫」の苗を植え付けた。
同グループは3農家で約20年前に結成。現在は26ヘクタールの田んぼで、田植えや稲刈りなどの作業を共同で行っている。今季は苗の成長が順調で、今後も好天が続く予報が出ているため、例年並みのこの日に田植えをスタートさせた。5日には終える予定という。
周辺の田んぼでも代かき作業が本格化。多くのトラクターがエンジン音を響かせながら走り回っており、大型連休明けには田植えのピークを迎える見込み。