2018年(平成30年) 2月13日(火)付紙面より
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酒蔵のまち、鶴岡市大山地区で10日、恒例の「大山新酒・酒蔵まつり」が行われ、県内外から訪れた日本酒ファンが酒蔵の前に行列をつくり、蔵元自慢の新酒を心行くまで堪能した。
まつりは「酒どころ大山」のPRとともに地酒の消費拡大、地域振興、交流人口の増加につなげようと、実行委員会(遠藤武実行委員長)を組織して1996年から行っている。今年で23回目。
この日は地区内にある「羽前白梅」の羽根田酒造、「出羽ノ雪」の渡會本店、「栄光冨士」の冨士酒造、「大山」の加藤嘉八郎酒造の4つの蔵元が開放され、各蔵元では新酒の試飲や見学、その場で瓶詰めした新酒などを販売。穏やかな天候に恵まれたこともあり、友人グループや職場仲間で訪れた人たちが各蔵元や商店街などを歩いて回り、街中が左党で活気づいた。
酒田市から夫婦で訪れた五十嵐博美さん(50)は「普段は入れない酒蔵も見学できて、お酒もおいしいしPR次第でこんなに人が来るんだなと思う」、東京から昨年5月に鶴岡市に移住したという風間重美さん(41)は「ちょっとずつの試飲なのでいろんなお酒が楽しめていい。気に入ったお酒を買ってきました」と話していた。
2018年(平成30年) 2月13日(火)付紙面より
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ロンドン、リオデジャネイロ両五輪に出場したウエートリフティング女子の八木かなえ選手(25)=アルソック=が、11、12の両日、鶴岡市羽黒体育館で行われた本県女子選手特別強化練習に参加した。選手たちは八木さんと共に練習に励み、プロの技を見て技術を磨いた。
2020年の東京オリンピックへの本県選手の出場を目指して選手強化を狙いに公益財団法人県体育協会(会長・吉村美栄子知事)が主催した。
初日の11日は、本県選手4人を含む女子スポーツ選手8人が参加し、スクワットやデッドリフトなど基礎練習を行った。八木選手は共に練習しながら、選手たちのフォームを確認し、「上半身がぶれないようにしっかり固定して」などと指導。選手たちは八木選手の言葉を真剣に聞いていた。
八木選手は「みんなの学ぼうとする意欲が感じられた。練習はもちろん、自分の姿を見て何か学び取ってもらえれば」、教えを受けた高橋凜さん(17)=羽黒高校2年=は「上体のぶれなど自分の悪いところを指摘してもらって修正できた。プロはやっぱり切れが違う。今回の練習を今後に生かしたい」とそれぞれ話していた。