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荘内日報ニュース


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2023年(令和5年) 11月19日(日)付紙面より

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ガッサーモン紹介 さばかないチャンネル 動画でお手軽時短レシピ集

 庄内町立谷沢の町淡水魚養殖施設で「月山鱒の会」(長南佳佑会長)が“ご当地サーモン”として育成に取り組んでいる「ガッサーモン」を使った料理を紹介する動画「魚さばかないチャンネル~お手軽!時短レシピ集~」が動画投稿サイト「YouTube」で公開されている。

 魚さばかないチャンネルは、共働きの家庭が増え、「忙しくて時間がない」「魚をさばく方法が分からない」などの声もあることから、庄内産の魚の切り身などを使って簡単においしくできる「さばかない・時短・プロの味」をコンセプトに魚料理のレシピを紹介するもの。「庄内浜文化伝道師による魚食普及事業」の一環として県庄内総合支庁が制作し公開している動画集で、ガッサーモンの動画は第7弾。

 庄内浜文化伝道師で、グランドエル・サン(鶴岡市)の片倉忠直総料理長が出演し、さばかないで調理できる「ガッサーモンの南蛮風」を紹介。番組ではガッサーモンを脂の乗りが良く、繊細な味わいが特長と説明。ガッサーモンの切り身など材料説明のほか、ビニール袋を使ってバッター液を手軽に作る方法や、片栗粉をまぶした切り身を上手に焼くポイントなどを約5分の動画で分かりやすく紹介している。視聴するには「さばかない」「時短」などと検索する。

魚さばかないチャンネル(ガッサーモン)の一場面
魚さばかないチャンネル(ガッサーモン)の一場面


2023年(令和5年) 11月19日(日)付紙面より

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酒田の観光拠点 華やかに 小幡楼イルミネーション始まる

 酒田市交流観光拠点施設「日和山小幡楼」で17日、冬の寒空を華やかに彩るイルミネーションが始まった。来年2月末までの間、まばゆい明かりの数々が訪れる人たちの目を楽しませる。

 「ヒヨリベーカリー&カフェ」「日和亭」が入る日和山小幡楼は、旧割烹(かっぽう)小幡をリノベーションし2021年11月にオープン。運営する平田牧場(同市みずほ二丁目、新田嘉七社長)は、市民・観光客から楽しんでもらうとともに、中心市街地のにぎわい創出に向けて昨冬からイルミネーションを実施している。

 敷地内の出入り口・中庭に立つ木々にシャンパンゴールドを中心とした約3万球の光の粒を配置したほか、中庭にはかわいい豚のイルミネーションも設置。来年2月29日(木)までの期間中、正午から午後10時まで点灯する。

 点灯に合わせて「ヒヨリベーカリー&カフェ」の営業時間を午後7時まで延長。イルミネーションとともに食事を楽しむ「イルミネーションディナー」も用意している。

 問い合わせは日和山小幡楼=電0234(25)5729=へ。

寒空を温かい光が包む日和山小幡楼のイルミネーション=17日夜
寒空を温かい光が包む日和山小幡楼のイルミネーション=17日夜


2023年(令和5年) 11月19日(日)付紙面より

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酒田駅地下道 明るく華やかに 中学・高校美術部員の絵画12点飾る

 酒田警察署(熊坂嘉幸署長)管内の中学・高校の美術部員たちが制作した絵画が酒田市のJR酒田駅地下道の壁面を彩り16日夕、開所式が行われた。地下道は明るく華やいだ雰囲気となり、新しくなった絵を眺めながら行き来する歩行者の姿が見られた。

 2003年に同地下道で発生した恐喝未遂事件などを契機に、市と同署が翌年から駅周辺の環境浄化などを目的に「地下道アートギャラリー」と称して企画。酒田・遊佐両市町の中学・高校の美術部員たちの協力で、毎年この時期に絵画を更新している。

 20回の節目を迎えた今年は各校自由なテーマで作品を制作。地下道通路の中央部左右の壁面にいずれも縦90センチ、横180センチの大きさの絵画計12点(中学8点、高校4点)を飾った。

 この日、酒田駅前交流拠点施設「ミライニ」で行われた開所式には、絵画制作の代表生徒たちと共に市、JR酒田駅、酒田地区少年補導員連絡会などから関係者が出席。同市の村上祐美市民部長が「皆さんの描いた絵によって地下道が明るくなり、道行く人たちの安心感につながっている。今後も犯罪のないまちづくりになることを期待している」と矢口明子市長のメッセージを代読した。

 その後、出席者は地下道に移動し、生徒代表の9人がテープカットした。

 傘福と夕焼け空を描いたものや、ラーメンの丼の中に北前船や獅子舞など酒田の魅力を詰め込んだもの、日本海の夕日と鳥海山といった遊佐町の情景を表した作品など、酒田、遊佐を代表する題材を選んだ作品が並び、地下道に明るい雰囲気を醸し出している。

 「出かけよう酒田の思い出」と題して、観光スポットや大獅子、夕日などを描いた酒田二中美術部の長沢佳夜奈(かやな)部長(14)は「部員みんなで協力して描いた。地下道を通る人たちに見てもらえたらうれしい」と話した。同署によると、来年秋まで飾るという。

酒田・遊佐の生徒たちが描いた作品が並ぶ「地下道アートギャラリー」
酒田・遊佐の生徒たちが描いた作品が並ぶ「地下道アートギャラリー」


2023年(令和5年) 11月19日(日)付紙面より

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「酒田ブラン」楽しもう! タウン誌第3弾発刊 13の街歩きコース 人物、歴史的建物紹介

 観光による交流人口拡大に向け、酒田市の酒田ドラマチックカンパニー(市村浩一代表社員)は、酒田の街歩きを楽しむためのタウン誌「酒田ブラン―湊町酒田の浪漫(ろまん)を歩こう」を発刊した。毎回好評を得て、地元書店のベストセラーに名を連ねる同誌の第3弾。中心街を巡る13の街歩きコースを掲載しているほか、ワッパ一揆を指導するなど庄内自由民権運動の先駆者として活躍した森藤右衛門(1842―85年)ら人物、歴史ある建造物を紹介している。

 酒田ドラマチックカンパニーは市村代表社員が中心となって2019年9月に設立した合同会社。旅行形態の中心が団体から個人に移行、街中を巡る観光客が増えているという現状を踏まえ、着地型観光商品を造成する際の参考にしてもらいたいという思いを込め20年夏、酒田の風景や建物、それに伴う歴史・文化、人物、物語にスポットを当てた第1弾を発刊。21年には第2弾も出した。タイトル「酒田ブラン」は「“ぶらんぶらん”歩こう」の意。

 今回の第3弾では▽新井田川に架かる橋の数々、三十三観音堂、加茂屋石倉などを巡る「米蔵と舟運に見る酒田湊の繁栄―新井田川散歩 橋とともに巡る」▽持地院小路、お夏小路、名古屋小路といった中心部に多く残る小路を回る「酒田の中心商店街を歩こう―旧町名と小路を辿(たど)りながら中心街を巡る」―など計13の街歩きコースを地図形式で見やすくまとめている。また、酒田湊旧廻船問屋「家坂邸」、日和山小幡楼、旧酒田灯台、六た茶屋といった建造物も詳細に紹介している。表紙は市内随一の集客を誇る国指定史跡「山居倉庫」のケヤキ並木。

 市村代表社員は「酒田の中心街が変わろうとしている。その中にも酒田の歴史や文化、そして奉仕の精神で地域の経済や生活のために地域づくりをしてきた先人の思いを忘れてはならない」と編集後記で記す。A4判、60ページ。オールカラー。一部500円(税込み)。市内のみずほ八文字屋、夢の倶楽などで扱っている。問い合わせは同社=電0234(25)1235=へ。

酒田ドラマチックカンパニーが発刊した街歩きタウン誌「酒田ブラン」
酒田ドラマチックカンパニーが発刊した街歩きタウン誌「酒田ブラン」



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