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荘内日報ニュース


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2024年(令和6年) 2月24日(土)付紙面より

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春彩る「鶴岡雛物語」スタート

 鶴岡に伝わる伝統あるひな人形やひな道具などを展示する「鶴岡雛(ひな)物語」が、23日の荘内神社宝物殿を皮切りにスタート。城下町に春の訪れを告げている。

 「鶴岡雛物語」は、市内の展示施設や旧家などで公開されるひな人形などを巡る観光イベントとして1995年から始まった。30回を迎えた今年は、節目を記念して特別展示として「三井家蔵座敷」と「交野屋(かたのや)平田亭」が加わったほか、松ケ岡開墾場でも久々に公開。4月7日(日)まで展開する。期間中は市内の菓子店で伝統の「鶴岡雛菓子」の販売や、食事処などでひな膳などの特別メニューを提供するなど、食でもイベントを盛り上げる。

 荘内神社では「城下町の雛祭り展」と題して、庄内一円の旧家から奉納された江戸時代から昭和まで約100体のひな人形やひな道具などを展示。奥の段飾りは有職(ゆうそく)雛のお内裏(だいり)さまで、御所人形や姉さま人形などのほか、市内5店のひな菓子も供えられた。仕事で新潟県村上市に滞在し、観光で訪れたという神奈川県の40代女性は「飾り方にも特徴があり、興味深い」と見入っていた。同神社の展示は3月24日(日)まで。午前9時から午後4時半までで、入場は無料。石原純一宮司は「平均年齢200歳のおひなさまに、ぜひ会いに来て」と話している。

荘内神社の展示でスタートした「鶴岡雛物語」
荘内神社の展示でスタートした「鶴岡雛物語」


2024年(令和6年) 2月24日(土)付紙面より

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猫の日イベント楽しむ ミライニ 音楽ライブやグッズ販売

 2月22日は愛猫家が制定する「猫の日」。酒田市の酒田駅前交流拠点施設・ミライニで22、23の両日、ネコと音楽に関するイベント「ミライニニャンニャンニャンフェスティバル」が開かれ、大勢の市民が愛らしい姿と華やかな音色を堪能した。

 「猫の日」は、2月22日がネコの鳴き声「ニャンニャンニャン」と読めることから、愛猫家たちでつくる実行委員会が1987年に制定。今年も翌23日の天皇誕生日にかけて全国各地で関連イベントが開催された。ミライニは昨年から、市内でイベント制作・運営などを手掛けるLab(南新町二丁目、小松祐規代表)とともに冬の酒田を盛り上げようと実施している。

 初日は午後6時から「ミュージックマルシェ」と題した音楽イベント。エンガワラウンジにステージを設け、市内で活動を展開する3バンドが出演し、かぶり物やしっぽでネコに扮(ふん)したメンバーたちは途中、「ネコエピソード」を交えながら演奏。ミライニが入る光の湊A棟共有ロビーではアルコールを含め飲食の販売もあり、来場者は各種料理を味わいながら優雅なひとときを過ごした。

 23日は「ねこマルシェ」。地元クラフト作家が手掛けた、ネコにちなんだグッズ販売のほか、同市の伝統工芸「酒田船箪笥(だんす)」を手掛けている加藤渉さん(49)=同市北今町=の指導による「ネコケシ」の絵付け体験、保護猫の里親会(譲渡会)もあり、多くの来場者が楽しんだ。初日の開幕を前に安川智之副市長がネコをデザインしたパーカーを着用して登場、「出身地・広島県尾道市は『猫の街』。多くのネコ好きが観光で訪れている。ネコには癒やされる。一緒に楽しみたい」とあいさつした。

ネコと音楽を堪能した「ニャンニャンニャンフェスティバル」=22日夜
ネコと音楽を堪能した「ニャンニャンニャンフェスティバル」=22日夜


2024年(令和6年) 2月24日(土)付紙面より

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“お手柄”小松君(松原小3年)に感謝状 酒田署 道に迷った高齢女性に声掛け保護

 道に迷っていた高齢者を保護したとして、酒田警察署(熊坂嘉幸署長)は22日、松原小学校3年の小松孝太君(9)=酒田市みずほ二丁目=に感謝状を贈った。

 同署によると、先月29日午後3時ごろ、小松君が1人で下校中、同市みずほ二丁目で荷物が入ったスーパーの買い物袋を抱え、公園の縁石に座り込む80代女性を発見。小松君は「大丈夫ですか」と声を掛け、女性は近所のスーパーに行く途中だと答えたことから、荷物を持って一緒に行くことにした。15分ほど付き添って歩いていると、途中で女性が「道が分からなくなった」と話し、近所の人に道を聞いてほしいと頼まれたという。小松君は付近の一般住宅を訪問し応対した30代女性に「おばあさんが迷っているので助けてください」と伝え、小松君から話を聞いた女性が同署に通報し、保護を引き継いだ。その後、80代女性は無事に帰宅することができたという。

 この日の贈呈式は同署で行われ、小松君は母親の沙織さん(41)、担任の進藤方徳(まさのり)教諭(32)と共に同署を訪問。熊坂署長が「大人でもなかなかできることではない。助けようと思って行動できることがすごい」と勇気をたたえ、小松君に感謝状を手渡した。

 進藤教諭によると、小松君はクラスでも普段から周囲を気にかけ、困っている児童がいたら声を掛けているという。小松君は「おばあさんに声を掛ける時も、近所の家を訪ねるのもとても勇気が必要だったが、おばあさんが助かって良かった。これからも困っている人がいたら勇気を出して声を掛けたい」と話した。

道に迷った高齢者を保護した小松孝太君(中央)。左は母親の沙織さん
道に迷った高齢者を保護した小松孝太君(中央)。左は母親の沙織さん


2024年(令和6年) 2月24日(土)付紙面より

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「桜Jr.sakataソフトテニスクラブ」4選手 全国大会での健闘誓う

 千葉県で3月下旬に開催される第23回全国小学生ソフトテニス大会に本県代表として出場する、酒田市の「桜Jr.sakataソフトテニスクラブ」の選手たちが21日、市役所を表敬訪問し、矢口明子市長に全国大会での健闘を誓った。

 同クラブは2020年設立。酒田三中学区を中心とした小学3―5年生13人が週4日、市内のテニスコートなどで練習している。昨年11月に天童市の県総合運動公園多目的コートで開かれた県最終選考会で、5年男子の部で横山悠仁(ゆうじん)選手(11)=松原小5年・菅原夏希選手(11)=亀ケ崎小5年=ペア、4年以下女子の部で八幡璃幸(りこ)選手(9)=松原小3年・土屋莉乃(りの)選手(9)=亀ケ崎小3年=ペアがいずれも4位に入賞。全国大会出場を決めた。

 表敬では、全国大会に出場する選手4人がコーチ、保護者と共に市役所を訪問。横山桂一コーチがこれまでの経過を報告した後、矢口市長が「練習の成果が全国大会でも発揮されるよう、酒田から応援している。ぜひ楽しんできてほしい」と激励し選手に激励金とスポーツエンブレムを手渡した。

 選手たちは「全国1位を目指して頑張りたい」「たくさん練習してベストを尽くしたい」とそれぞれ決意。代表して横山選手は「雪や雨が降る中でも外で練習するのが大変だった。全国大会では練習したことを全部出せるように頑張りたい」と話した。

 全国大会は来月29日(金)、千葉県白子町のサニーコートで開幕する。

矢口市長(中央)に健闘を誓う桜Jr.sakataソフトテニスクラブの選手たち
矢口市長(中央)に健闘を誓う桜Jr.sakataソフトテニスクラブの選手たち



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