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荘内日報ニュース


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2017年(平成29年) 7月4日(火)付紙面より

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鶴岡中央高発!!の新商品 サクランボやつや姫使用

 コンビニエンスストアの大手チェーン・ローソン(本社・東京都)は30日、鶴岡中央高校(伊藤吉樹校長)と共同開発した「ふわふわシフォンケーキ?山形県産さくらんぼのジャム&ホイップクリーム?」と「鶴岡中央高校発! 肉巻おにぎり2個入り」の2商品の販売を開始した。同日、開発に携わった同校の3年生が県庁を表敬訪問し、吉村美栄子知事に新商品を試食してもらった。

 ふわふわシフォンケーキは、県産ブランド米「つや姫」の米粉でスポンジ生地を作り、ホイップクリームと県産サクランボ入りのジャムをサンドした。名前の通り、ふわふわとした軟らかい食感が特長で、甘過ぎないジャムがアクセントになっている。食べやすいよう上部に切り込みが入っているなど工夫も凝らされている。

 肉巻おにぎりは、米の消費拡大を図るために若者が好むような味付けを考案。のりで巻いたキムチご飯を豚バラ肉でさらに巻き、チーズを載せて焼いた。キムチの辛さと豚肉、チーズが絶妙なバランスとなっている。

 昨秋、ローソン側から鶴岡中央高に共同開発の打診があった。総合学科家政科学系列食物系の生徒6人がアイデアを出し合い、試行錯誤を重ねて商品の原案を提出。ローソンの担当者と意見交換しながら約半年かけて商品を完成させた。

 この日、生徒を代表して本間優那さん(17)と日下部茜さん(17)が県庁を訪問。2人は吉村知事に「ケーキは地産地消を目的に、つや姫とサクランボを使うことにした」「米消費拡大のために考案した。飽きのこない味に仕上がった」と商品の特長を説明した。試食した吉村知事は「ケーキはふわふわでさくらんぼジャムが合っている。おにぎりは少し辛味もあって食べやすい。どちらもいくらでも食べられそう」と絶賛した。

 「ふわふわシフォンケーキ」は216円、「肉巻おにぎり」は350円(いずれも税込み)。両商品とも東北一円のローソン各店で30日に販売を開始。1日は鶴岡市のローソン若葉町店、伊勢原町店で同校の生徒たちが店頭で商品のアピールと販売を行った。

開発に携わった本間さん(左)と日下部さんが県庁を訪問し、新商品をPRした
開発に携わった本間さん(左)と日下部さんが県庁を訪問し、新商品をPRした

鶴中央高の3年生が県庁を訪問し、吉村知事(左手前)に新商品をPR
鶴中央高の3年生が県庁を訪問し、吉村知事(左手前)に新商品をPR


2017年(平成29年) 7月4日(火)付紙面より

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さらなる発展誓う

 日本棋院鶴岡支部(菅原昭治支部長)の創立60周年記念式典が1日、鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡で開かれ、鶴岡の囲碁普及に貢献した同支部の節目を祝った。

 同支部は1957年、当時の荘内銀行頭取・金井勝助氏を中心に35人の会員で発足。荘内日報社主催庄内本因坊戦などの大会を継続し、囲碁文化普及を図ってきた。会員数は全国でも有数の規模を誇っており、2006年からは全国でベスト10以内をキープしている。本年度は156人。支部事務局は、同市伊勢横内の鶴岡ゴルフガーデン2階から、同市大宝寺町に新築した「囲碁サロン鶴岡」へ今年8月1日に移転する。

 この日の式典には会員、来賓合わせて約70人が出席。菅原支部長が式辞で「60周年という記念の年に新たな拠点を完成させることができた。囲碁文化普及と囲碁を通じて福祉向上に努めたい」とあいさつ。その後、囲碁文化普及と同支部の発展に寄与した個人・団体を表彰した。

 続いてプロ棋士を招いた記念講演では、名人1期、本因坊通算6期などのタイトルを持つ武宮正樹9段と女流の岡田結美子6段の2人が講話。武宮9段の宇宙流で知られる独特の棋風について語った。

 同支部は60周年記念誌を発行。2008年以降の各種大会記録などの資料を掲載。A4判105ページ。税込み1500円で販売している。問い合わせは日本棋院鶴岡支部=電0235(23)4351、または、百瀬健治幹事=電090(6451)0162、成田七郎幹事=電080(6002)7376=へ。

60周年記念式典であいさつする菅原支部長
60周年記念式典であいさつする菅原支部長

支部創立期や歴代支部長の紹介などを掲載した記念誌
支部創立期や歴代支部長の紹介などを掲載した記念誌



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