文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 9月3日(火)付紙面より

ツイート

秋の峰締めくくる八朔祭 出羽三山神社

 鶴岡市の出羽三山神社(宮野直生宮司)の「八朔(はっさく)祭」が31日夜、羽黒山頂で執り行われ、山伏修行・秋の峰の修験者たちが護摩壇を囲み、勇壮な火祭りを繰り広げた。

 五穀豊穣(ほうじょう)を願うとともに、擬死再生の行に臨む修験者たちが、生命を得て生まれ変わるための自分の葬儀ともされる。今年の秋の峰には海外からも合わせて165人が入峰(にゅうぶ)した。

 出羽三山の開祖・蜂子皇子を祭る山頂の蜂子神社で神事が執り行われる中、荒行を遂げて精悍(せいかん)な顔つきとなった修験者の一行が同神社周辺に合流。蜂子皇子にささげる拝詞の大合唱が、境内に響き渡った。

 神社前の護摩壇に御神火が放たれると祭りは最高潮に。秋の峰を10回以上経験した「度位の新客」たちが長さ4メートルほどの火ばしで柴燈護摩を突く「火ばし神事」を繰り広げた後、修験者たちは拝詞を唱えながら護摩壇を巡り、祭りを締めくくった。

修験者たちが護摩壇を囲み、勇壮な火祭りを繰り広げた
修験者たちが護摩壇を囲み、勇壮な火祭りを繰り広げた



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field